※レクサプロの効果について詳しく知りたい方は、『』をお読みください。


レクサプロ錠(製剤名:エスシタロプラムシュウ酸塩・フィルムコーティング錠)エスタロプラムとして1錠(10mg)を1日1回夕食後に経口投与します。
なお、レクサプロが初めての場合や年齢・症状により適宜増減しますが、用法の半錠5mgから始めていくこともあり、効果が不十分な場合は5mg~10mgずつ増量します。増量は1週間以上の間隔をあけて行い、1日最大は20mgを超えないこととします。


※レクサプロの副作用について詳しく知りたい方は、『』をお読みください。

生理周期と関係して眠気が認められる場合もあります。女性ホルモンの分泌量は、生理周期によって変化します。

レクサプロ・サインバルタ・トリンテリックス等を飲んで嘔気や眠気の副作用が強かったのでやめたという人がいますが、原クリニックでは少量からゆっくり始めることで副作用の出現がかなり抑えられています。

レクサプロは、効果と副作用のバランスのよさに定評のある抗うつ剤です。

ドグマチール(スルピリド)という薬もよく効きます。ドグマチールは胃・十二指腸潰瘍とうつ病に適応がある薬です。まさに神経性胃炎に最適という薬です。心療内科でサインバルタやレクサプロ、トリンテリックスを処方されているけど胃の調子が悪い。消化器内科でドグマチールを処方されたけれど良くならなかったという人も多いです。消化器症状にはSSRI・SNRI・S-RIMとドグマチールを一緒に使うととてもよく効きます。ドグマチールは母乳が出たり、生理が遅れたりといった副作用がありますが、原クリニックでは50mg錠の半分(通常使用量の6分の1)を1日量にすることによって、副作用を減らし同等の効果を得ています。ドグマチールのこのような副作用は内服を止めればすぐ改善します。

これらの病気に良く効く薬があります。SSRI、SNRI、S-RIMといわれるタイプの薬です。うつ病の治療にも使われる薬のため、抵抗感のある人が多いと思いますが、不安障害によく効き、副作用が少なく、依存性もなく、自分が変わってしまうわけでもありません。安心して使える薬です。ストレス・不安障害が主な原因なのですから素直にストレス・不安障害の薬を使うほうが効果があると思いませんか?SSRI、SNRI、S-RIMは抗うつ薬と呼ぶより、そのまま、SSRI、SNRI、S-RIMと呼ぶことが多く、従来の抗うつ薬と区別することが多いのです。SSRIは4剤、SNRIは3剤、S-RIMは1剤発売されていますが、原クリニックでは、主に副作用の少ないSSRIのレクサプロ(エスシタロプラム)や、SNRIのサインバルタ(デュロキセチン)、S-RIMという新しいタイプのトリンテリックスなどを使います。サインバルタ(デュロキセチン)は坐骨神経痛・背部痛・腰痛・片頭痛・肩こり・めまい・歯痛・手足のしびれなどにも有効です。今まで、いろいろ試してきて、全く良くならず、半分あきらめかけていると、「本当に効くの?」と思うかもしれません。でも、驚くほど、ほとんどの人に効きます。原クリニックでは1年間に3,000件ほど胃カメラを行っています。消化器内科に精通し、ガスモチン(モサプリド)・アコファイド(アコチアミド)・タケキャブ・六君子湯などの薬を使った経験の上で、SSRIとSNRI、S-RIMの効果を実感しているからこの治療を勧めるのです。
今までに、SSRI・SNRI・S-RIMを使って、効果がなかったという人がいますが、パキシル(パロキセチン)・パキシルCR(CRはパキシルの改良型で吸収が穏やかになり副作用が出にくいようになっていますがパキシルとほとんど変わりません)、ジェイゾロフト(セルトラリン)などSSRIは少量で使っても効果が現れにくい薬です。少量から始めて、徐々に増量し、1か月以上毎日飲んで効果が出る薬なのです。慣れない医師が、試しに使ってみよう、使い慣れないから少な目で使っておこう。他の薬と同じように、少量で1か月分処方したり、患者さんの方で、うつ病の薬だから少しでいいです、ちょっとだけ飲んでみようという飲み方では効果が出ないのです。パキシル(パロキセチン)は10mgから開始して、30mg、40mgまで増量します(パキシルCR12.5mgがパキシル10mgに相当)。ジェイゾロフト(セルトラリン)は25mgから開始して、100mgまで増量して使うのが普通なのです。使い慣れた医師が、初めは1~2週間の間隔で診察をし、様子を見ながら治療をしていくとしっかりと効果が現れます。SSRI、SNRI、S-RIMは車の運転や飲酒を控えるようにと言われていますが、原クリニックでは特に制限はしていません。他院で処方されている薬の制限もしていません。

レクサプロの眠気と7つの対策 | 医者と学ぶ「心と体のサプリ」

レクサプロは副作用が少ないため、治療に必要な量まで早く増量できるという特徴があります。

このような症状は、ストレスによる身体化現象です。仕事のストレス、家庭のストレスなどは「適応障害」と呼ばれています。医学用語では「不安障害」と言います。心配性、几帳面、人間関係が苦手、嫌な上司・同僚・お客さんがいるなど、ストレスがかかりやすい人がいます。仕事が充実していて、自分ではストレスはないと思っている人の中にもストレスがかかっている人もいます。のんびり生活していてストレスがないという人でも、いろいろ気にしてしまう人、心配性、几帳面で些細なことを気にしながら生きている人もいます。

レクサプロ錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

SSRI・SNRI・S-RIMは効果が現れるのに1か月程かかります。主な副作用は、気持ちが悪い、眠い・ふらつくなどですが、薬に慣れるのに時間がかかるので、飲み初めに副作用が出ることがあります。つまり、飲み初めは、効かないのに副作用が出る、ということです。副作用を軽減するために少量から始めます。気持ちが悪いといっても、嘔吐するほどのことはほとんどなく、2、3日で消失することが多いです。眠気は飲んですぐ眠くなる場合、飲んだ時はそれほどでもないのに、翌日朝起きたら眠い、翌日の午後になると眠い、といった場合があります。逆に目がさえて眠れなくなるという場合もあります。眠気が自分の睡眠時間に当たるように時間を調整して飲んでください。食事には関係なくのんで構いません。眠気は3~4週間続くことがありますが慣れてきます。これらの副作用はだんだん慣れてきます。

抗精神病薬はそれ以外にも、うつ病の増強療法で使われることも多く、エビリファイがその代表です。気分安定作用があるといわれています。このため、双極性障害のように気分の波がある病気に使われることも多いです。気分安定薬に比べると効果が早いですが、鎮静作用によって眠気が生じたり、体重増加の副作用が多いです。エビリファイの他には、セロクエル、ジプレキサ、リスパダールなどが使われます。
それ以外にも、イライラや興奮を落ちつけて衝動性を抑える、食欲を増加させる、睡眠を深くする、抗うつ剤の効果を増強する、といった目的で使われます。


には眠気、食欲増進と体重増加がみられるので注意が必要である。レクサプロ ..

SSRIは三環系に比べて眠気が少ないです。SSRIの中では、パキシル・ルボックス/デプロメールがやや多いです。レクサプロは眠気が続くことは少ないですが、時に眠気がずっと続く方がいらっしゃいます。このような方は、少量でも眠いことが多いです。大丈夫な方は最大量まで使ってもなんともないことがほとんどです。個人差は多少ありますが、レクサプロの副作用としては「眠くならない」に分類しました。

レクサプロを夕食後に1錠ずつのんでいます。 2週間ほどのんでいますが、眠気 ..

痙攣・セロトニン症候群※1・抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)※2・QT延長・心室頻拍(torsades depointes含む)・倦怠感・異常感・発疹・湿疹・悪寒・頭痛・傾眠・浮動性めまい・あくび・睡眠障害(不眠)・異常夢(悪夢含む)・アカシジア・悪心・口渇(口の渇き)・味覚障害・腹部不快感・下痢・動悸・精神運動不穏・RBC・Ht・Hb減少・肝障害(肝機能異常)※3・排尿困難(尿が出にくい)・頻尿・耳鳴り・多汗症・回転性めまい・血小板増加、血小板減少など

だいぶ慣れましたが昼食後異様な眠気に毎日襲われます。 食後の血糖値の急上昇と ..

女性の場合は、女性ホルモンが自律神経に影響します。生理周期と関係して眠気が認められる場合や、女性ホルモンが減少していく更年期にあたる場合は、女性ホルモンの影響も考慮する必要があります。

レクサプロより効果が高く、副作用も他の主要坑うつ薬に比べ一 ..

薬の副作用は飲みはじめに強くなる傾向があります。レクサプロの眠気も、時間とともに慣れていく部分があります。少し様子をみていくことで、眠気がおさまっていくことも多いです。日常生活に支障がない範囲でしたら少し様子をみてください。

3日くらい傾眠があるくらいで特に副作用なし? 傾眠もリフレックスみたいに長くではなくすぐ慣れる

レクサプロの副作用として中心になるのは、セロトニンを刺激してしまうことでの副作用です。

パニック障害で、レクサプロを処方されてムコスタと一緒に飲み始めたのですが、吐き気の副作用が酷く過呼吸をおこしてしまいます。

これらは抗不安薬の主作用である、不安を軽減させ、緊張をほぐしてリラックスをうながすという効果の現れということも言えます。
また、高齢者の場合は、薬の副作用によるふらつきが原因で転倒して骨折するといったこともあり得るため、十分な注意が必要です。

入眠障害にも中途覚醒にも効果があり、依存性も少ないため使いやすい睡眠薬となっています。 副作用として眠気や集中力の低下、悪夢があります。

レクサプロは、セロトニン2A受容体を刺激します。これによって深い睡眠が妨げられてしまって、睡眠が浅くなってしまいます。

レクサプロ良い薬だけど、いかんせん日中の眠気と性欲減退&下痢がひどい ..

ツイッターやブログではレクサプロを服用されている方が多くつぶやいています。効果があった方もない方もつぶやいていますので、やはり効果には個人差があるようです。

そのため、他の神経伝達物質を増加させることによる副作用(口渇、体重増加、眠気 ..

レクサプロのその他の副作用について詳しく知りたい方は、

をお読みください。

よく見られる副作用としては、傾眠、めまい、疲労感、発汗、口渇 ..

レクサプロの服用と副作用・感想など

副作用は評判どおりの吐き気と眠気

いくつかの副作用については、服用4~6週で慣れてくることが多いと言われます。

レクサプロ服用始めてから、体重増加が凄い…3kg増加ですが、食欲も止まりません。
でも最近食べる量減らしたが、体重が上がってくばかり。これって副作用なんでしょうか…

レクサプロはうつ病に適応のある薬剤なので、はっきりとうつ病と告げられ ..

レクサプロの効き方としては、1日に1回の服用を継続することで、少しずつ効果が期待できる薬です。
1日1回の服用はいつでも良いのですが、基本的には夕食後に服薬します。寝る前に服薬する変更もあります。10mgから開始することが多く、効果判定は服薬から2週間程度です。効果が不十分な場合は、10mgずつ増量していきます。

体重増加や眠気については、抗うつ剤の種類によっても変わります。 これらの ..

レクサプロは、強いセロトニン作用があります。セロトニンの受容体のひとつである5HT2は、刺激すると睡眠が浅くなってしまい、夜間の睡眠の質が低下してしまいます。このため、生活のメリハリがつかなくなってしまい、日中の眠気に繋がってしまうことがあります。

現在のお薬の治療はセロトニン主体のSSRI(パキシル・パキシルCR・ジェイゾロフト・レクサプロ ..

レクサプロでよくある副作用や気にされる方が多い副作用について、症状ごとに対策をお伝えしていきます。

不眠にもなるようですが、半量からの服用ですので、お薬が体に慣れる ..

このように夜間に不眠がある場合は、鎮静系の抗うつ薬を就寝前に追加するのも一つの方法です。鎮静系の抗うつ薬は、抗5HT2作用があります。レクサプロは5HT2受容体を刺激してしまいますので、これをブロックすることで原因を解消できます。睡眠が深くなり、生活のメリハリがついて日中の眠気が改善することがあります。

レクサプロ錠10mg(一般名:エスシタロプラムシュウ酸塩錠) ..

レクサプロの副作用は効果が出る前にあらわれることがあり、危険な副作用としては、25歳未満での服用は注意すべきであり、自殺衝動を誘発する可能性もあります。他にはてんかん発作や躁状態の誘発が危険な副作用として上げられます。