着、雀卵斑など表皮内メラニンのみによる色素斑は、トレチノインとハイドロ


ピーリング作用があり、表皮のターンオーバーを活性化させます。その結果、シミを皮膚の外に排出する効果があり、結果としてシミが改善します。また、皮脂の分泌を抑えたり、皮膚の張りや小じわの改善効果もあります。しかしながら副作用がかなりの頻度で認められ、赤くなる、皮むけする、ヒリヒリするなどがみられます。使用するうちに副作用はおさまっていきます。ハイドロキノンと併用することで十分な効果が発揮できます。
※当院では、トレチノインの副作用を気にされる方のために、マイルドな他のビタミンA外用(レチノファースト、レチノアドバンス)もご用意しております。


レチノイン酸を用いた炎症後色素沈着の治療-参考文献_美容医学への扉

当院では、シミ改善効果のあるハイドロキノン4%、5%を扱っております。診察を受けないとハイドロキノンは処方できません。

(*)必須なものではありませんが、トレチノイン、ハイドロキノンと一緒に使用することにより美白の相乗効果が得られるため、お奨めいたします。ビタミンCローションは場合によっては少ししみる方もいらっしゃいますが、アレルギーなどの副作用がまったくないものです。
ビタミンCは直接肌に塗っても浸透しないのですが、当院でご紹介しているものはビタミンCの誘導体という形なので、効果があります。統合的な治療をお奨めいたします。

シミの外用治療『東大式トレチノイン・ハイドロキノン漂白療法』

当院では、強力な美白剤であるトレチノインを低価格で処方しています。診察を受けないとトレチノインは処方できません。

トレチノイン使用中は、紫外線の影響を非常に受けやすい状態になっています。そのため、紫外線のケアが悪いとかえってしみを作る事になりかねません。を使ってください。当院で扱っております。
また、皮膚の角質層がはがれるため、皮膚のバリアー機能や水分保持機能がなくなった状態にもなっています。乳液や保湿剤で十分なケアをする必要があります。保湿、紫外線ケアをした上で、普段通りにメイクして結構ですが、できれば遮光用ファンデーションなどを使用してください。肌がひどく乾燥して、治療が必要な状態になった場合は、当院皮膚科でお薬を処方することもあります。その場合の治療は、保険診療の対象となる場合もございます。

治療後2週間で日光性(老人性)色素斑は綺麗になりましたが、治療後約1ヶ月にはやはり強い炎症後色素沈着を認めました。 ..

酸化しやすいため、当院では4%濃度の安定型ハイドロキノンを処方しています。開封後でも冷蔵保存で6ヶ月間安定です。

すべてのシミに十分な効果があるわけではありませんが、炎症後色素沈着や肝斑(かんぱん)にはおススメです。ハイドロキノンとトレチノインの併用が最も効果を出すことができます。

【シミ治療薬】ハイドロキノンの効果や使い方・副反応について解説

当院では、しみの治療として、トレチノイン・ハイドロキノン療法を行っています。
できてしまったメラニンを追い出す作用のトレチノインの上に、メラニンの新生を抑制するハイドロキノンを重ね塗りし、メラニンの塊であるシミを取り除いて薄くする治療です。
トレチノイン治療薬は単体だと、ニキビやシワやタルミの改善などに使用されますが、ハイドロキノンと併用することで、美白効果が高まります。
【効果のあるシミ】 皮膚の浅い部分(基底層から表皮)にメラニン色素が異常増殖・色素沈着している以下のようなシミに効果を発揮します。(太田母斑や真皮性のシミには効きません) 肝斑
褐色のシミで、額や頬、眼や口のまわりに左右対称に現れます。 雀卵斑(そばかす)
両頬や鼻の上に褐色の小さな斑点がたくさん散在するタイプのシミです。 炎症後色素沈着
ニキビ跡の色素沈着やアトピー性皮膚炎患者の色素沈着の改善にも有効です。 日光黒子(老人性色素斑)
主に中年以降の人の顔や手の甲、前腕など日光に長時間当たる部位によく発生します。 【治療の流れ】
①まずは、診療時間内に受診してください。医師がシミの診察を行い、適切な治療を選択します。

②本治療の適応と判断されたら、ハイドロキノンクリーム、トレチノインクリームを濃度を選んで処方します。

③ご自宅で、気になるシミに1日1~2回、クリームを塗布していただきます。治療は2~6週間ほど継続します。途中、肌が赤くかさかさする現象が現れ、次第にシミが薄くなってきます。
【治療を受けられない方】
妊娠中、授乳中の方
【料金について】

【もっと詳しく】
トレチノインとは?
トレチノインとはレチノールやレチナールと同じくビタミンAの誘導体で、ビタミンAの活性本体です。生理作用はレチノールの100倍もあり、ニキビ、しみ、しわ、そばかすなどに有効です。米国ではまず、難治性ニキビの治療薬として認知されました。その後、シミやシワなどの紫外線による皮膚の老化にも効果が認められることがわかり、現在までに多くの患者さんに皮膚の若返り治療薬として使用されています。
トレチノインの皮膚に対する作用
① 角質をはがす
② 表皮の細胞分裂を促進し、皮膚の再生を促す
③ 皮脂腺の働きを抑え、皮脂の分泌を抑える
④ 真皮のコラーゲンの生成を促し、タルミや小ジワを改善する
⑤ 表皮内でヒアルロン酸などの分泌を高め、皮膚をみずみずしく保つ
お肌に塗布することで、古くなった角質をはがし、表皮の細胞分裂を急速に早めて新しい皮膚を再生します。その際、表皮の底に沈着したシミの原因(メラニン色素)までもぐんぐん浮き上がらせてはがすだけでなく、ハリや潤いのもととなる真皮層のコラーゲンやエラスチン線維を刺激するので、生成が高まり短期間でしみやシワの目立たない弾力のあるみずみずしい素肌へと生まれ変わらせるのが特徴です。
ハイドロキノンとは?
ハイドロキノンとは、しみの原因となるメラニン色素をつくる細胞(メラノサイト)の数を少なくする美白剤です。数年前から市販の化粧品へのハイドロキノン配合ができるようになり、ハイドロキノン配合の化粧品が発売されるようになりましたが、市販化粧品に許可されているハイドロキノン(医薬部外品)の濃度は低く、効果的なしみ治療は期待できません。また、知識のないまま使用することによりお肌に悪影響を与える恐れもあります。

トレチノイン・ハイドロキノン療法とは、高濃度ビタミンCローション、トレチノイン、ハイドロキノンを併用したシミ・色素沈着の治療です。3つの外用を組み合わせることで、新しい白い肌に置き換えていきます。


“炎症後色素沈着”という状態になる場合があります。 これは、ケガ、虫刺され、やけど、かぶれ、ニキビなどの後に

トレチノインはメラニン色素を表皮へ押し出す効果があるとされる外用薬ですが、日本ではまだ承認されていません。ケミカルピーリングは薬品を使って表皮をはがし、ターンオーバーを促進するもので、繰り返し行うことでメラニン色素が古い表皮と一緒にはがれ落ちていき、シミが薄くなっていきます。

炎症後色素沈着、ニキビ、小じわ、扁平いぼなど。 ○保管方法:分解が非常に早い ..

≪ハイドロキノンで効果があるシミ≫
日光黒子・肝斑・そばかす(雀卵班)・炎症性色素沈着
≪ハイドロキノンで効果がないシミ≫
太田母斑・ADM

そして当院での炎症後色素沈着の治療はこちらになります。 ✓内服治療(トラネキサム酸、ビタミンCなど)

これらは色素沈着の治療法として確立していますが、それぞれ肌に刺激を与えるため、場合によっては色素沈着が悪化する恐れがあることを事前に理解しておきましょう。また、治療した肌は敏感になっているので、医師の指示を受けながら保湿をすることも大事です。

レーザー後に色素沈着(PIH)ができて治らないとき(戻りシミ)

炎症性色素沈着もホームケアでより早く軽快に向かわせることができます。

ニキビ跡治療 (赤み 色素沈着) | 肌のクリニック 高円寺 麹町

肌の漂白剤ともいわれるハイドロキノンですが、全てのシミに対して美白効果があるわけではありません。ハイドロキノンで効果があるのは。皮膚の浅い部分にある表皮のシミです。そのため、皮膚の深い部分にある真皮のシミや、表皮と真皮にまたがっているシミに対しては、レーザー治療など他の治療が必要になります。

色素沈着を伴った成熟瘢痕 | 東京都江東区の形成外科・美容外科

強い副作用のイメージがあるハイドロキノンですが、4%程度の濃度のハイドロキノンであれば、期間を決めて使用すれば副作用のリスクを抑えることができます。例えばハイドロキノンによるシミ治療では、数か月の使用後に休薬期間を設けます。

トレチノインでメラニン⾊素を外に押し出し、ハイドロキノンで新しいメラニン⾊素を作るのを防ぐシミ ..

②色素細胞の活性化を抑えるには、、などの外用薬を塗ってメラニン色素の産生を抑制する方法があります。ハイドロキノンは色素細胞の持つ酵素チロシンキナーゼの働きを押さえ、シミを薄くする効果が期待できます。このほか、ビタミンCの内服薬を飲むことでも効果が期待できます。

トレチノイン・ハイドロキノン療法時等の強い治療時における日本人の肌に

まず、市販薬にもビタミンC内服薬やハイドロキノンクリームは販売しています。これらは医療機関よりも成分や配合量が抑えられていることが多いのですが、手に入りやすい点で便利です。

色素沈着は治せる?正しい改善方法と治し方を解説 | 美容コラム

ハイドロキノンはメラニン色素の生成にかかわる酵素チロシナーゼの働きを抑制したり、メラニン色素を生成するメラノサイトの働きを弱めたりする働きがあります。また、強い還元作用により生成されたメラニンを薄くする作用も期待できます。

トレチノインとハイドロキノンの併用|効果を高める8つのポイント

また、炎症後色素沈着は黒ずんでいるために紫外線を吸収しやすく、色素沈着がさらに深くなってしまうことがよくあります。晴れの日や曇りの日に関わらず、いつでも日焼け止めを塗る習慣をつけておくと良いでしょう。

シミ取りの塗り薬の治療を行っています。ハイドロキノンでは取れないシミも、トレチノイン ..

通常、表皮内で作られたメラニン色素は肌のターンオーバーとともに排出されますが、メラニン色素の産生と排出のバランスが崩れると、メラニン色素が沈着してシミと呼ばれる状態になります。

炎症後色素沈着 · 手のシミ · 唇のシミ · シミ消しクリーム.

なおハイドロキノンによる皮膚症状がみられたときは、使用間隔を長くしたりすることもあります(1日1回、2日に1回など)。皮膚科の美白治療では5~10%の濃度のハイドロキノンを使用することもありますが、用法用量を守ることで、リスクを抑えながらシミ治療を行います。

ハイドロキノンはニキビ跡やシミに効果あり!使い方と合わせて解説

炎症後色素沈着は、炎症が治まれば色素細胞の活性化も治まり、肌の色素代謝機能により自然軽快していくというのが一般的な認識です。
しかし、臨床の現場ではそうならないことも多々あります。
ひとつは、しみのレーザー治療後に起こる色素沈着=いわゆる戻りシミです。
老人性しみなどをQスイッチレーザーで治療した場合、患部は一時的に軽いやけどの状態になりますので、ときに色素沈着(戻りシミ)が起きます。
この色素沈着が自然に軽快しない例が、しばしばあるのです。
老人性しみの原因ははっきり分かっていませんが、肌の代謝(ターンオーバー)の異常だと推測されています。
もともと、代謝が悪い部分に新たに発生した色素沈着が消えにくいのは当然といえば当然のことのように思えます。
そのため、当院では、老人性しみのレーザー治療後には、ハイドロキノンやトレチノインなどの外用薬を用いて、炎症後色素沈着の色素代謝(ターンオーバー)をサポートします。
そして、もうひとつは、「深い色素沈着」です。
通常、炎症後色素沈着は表皮(肌の浅い層)に生じますが、何らかの原因で真皮(肌の深い層)に生じてしまうことがあります
表皮は代謝しているので、自然な色素排出が期待できるのですが、真皮はそのような代謝機能がないか、あってもとても遅いです。
この場合は、先に挙げた外用薬でも効果が薄いので、原因となった炎症によるダメージ回復の期間(1年ほど)を待ってから、が必要になることもあります。

にきび痕、レーザー照射後、アトピー性皮膚炎などの炎症後にできる褐色斑です。表皮基底層にメラニン色素が認められます。 当院で行なえる治療

炎症後色素沈着は健康を害するものではなく、時間とともに自然と消えていくものですが、顔や肌の露出部にできてしまうと美容などの面から気になり、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を低下させることがあります。

トレチノイン・ハイドロキノン | 肌のクリニック 高円寺 麹町

シミができる原因は様々で、紫外線や老化をはじめ、ホルモンバランスの乱れ、遺伝的要素といったことも考えられますが、原因や症状によって、老人性色素斑、肝斑、そばかす(雀卵斑)、炎症後色素沈着などに分類されます。