アレグラ錠60mgの基本情報(作用・副作用・飲み合わせ・添付文書)
アレグラの副作用として、体重増加は報告されていません。
なお、頻度は大変低いですが、食欲不振(発現率:0.07%)や食欲減退(発現率:0.02%)の副作用が報告されています。
このようなことから、アレグラが体重に影響することはほとんどないと考えられます。
当院では年齢が低くても使いやすいザイザル、アレグラ、アレジオン、オノンなどをよく処方しています。
アレグラは、服用から数十分~数時間以内に効果があらわれるとされています。
季節性アレルギーの場合は、症状がほとんどない時期から服用を始めると、シーズン中も症状が悪化しにくくなります。
ただ、すでに症状があらわれている通年性アレルギー疾患の場合は、十分な効果が得られるまでに2週間ほどかかることもあります。
国内で実施された臨床試験では、傾眠の副作用は2.38%の方に発現しています。
ただ、眠気のあらわれ方はその日の体調によっても変わってきます。普段、アレグラの服用で眠気があらわれない場合でも、体調の影響で眠気があらわれることもありますので、車の運転などには十分ご注意ください。
アレグラ錠30mg(サノフィ・アベンティス株式会社)| 処方薬
薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
アレグラは、副作用などがない限り、症状がある期間に毎日飲み続けても大丈夫です。
また、飲み続けることで効果が減弱することはありません。継続服用すると、逆に症状の改善率が高くなるとされています。
ただし、ヒトの体の状態は日々変化するものです。長期間飲み続けている薬で、副作用が発現することもあります。したがって、体調変化がある場合は早めに受診してください。
医療用医薬品のアレグラは通販で購入はできませんが、「零売」という方法なら医師の処方箋なしで購入することが可能です。
前にも述べたように、「アレグラ」は副作用が少ないといっても、絶対に安全というわけではなりません。 頭痛、眠気、吐き気、喘息発作などの重大な副作用が起きる可能性もあります。
有効成分・添加物・内服方法は全て同じです。つまり医療用も市販用も同程度の効果や副作用があると考えられます。60mg錠同士で比較すると錠剤の大きさも同一です。処方薬は30mg錠があり7歳児から使えるのに対し市販薬では15歳以上での使用に制限されています。
アレグラ (フェキソフェナジン塩酸塩) サノフィ [処方薬]の解説、注意
したがって、零売を行うには、薬局がやむを得ず医薬品を販売しなければならない状況にあって、薬剤師が医師への診察を勧めたうえで、必要最低限の数量に限定する、相互作用・重複投薬防止のために薬歴を管理する、薬局において薬剤師が対面により販売をするなどの条件を満たすことが、厚生労働省によって決められています。
18.1作用機序
フェキソフェナジン塩酸塩は、選択的ヒスタミンH1受容体拮抗作用を主作用とし、加えて炎症性サイトカイン遊離抑制作用、好酸球遊走抑制作用及び各種ケミカルメディエーター遊離抑制作用を示す。18.2ヒスタミンH1受容体拮抗作用
フェキソフェナジン塩酸塩は、ヒスタミンH1受容体においてヒスタミンと拮抗し、モルモット摘出回腸標本及び気管標本におけるヒスタミン誘発収縮を抑制した(10の-7乗~3×10の-6乗M)。また、全身投与でモルモット・ヒスタミン誘発気道収縮及び皮膚反応を抑制した。なお、フェキソフェナジン塩酸塩にはアドレナリン、アセチルコリン、セロトニン及びタキキニンの各受容体並びにL型カルシウムチャネルに対する親和性は認められていない。18.3好酸球、炎症性サイトカイン及び細胞接着分子に対する作用
フェキソフェナジン塩酸塩は、季節性アレルギー性鼻炎患者由来鼻粘膜上皮細胞培養上清により誘発されるヒト好酸球の遊走を10の-6乗M以上で抑制した。また、季節性アレルギー性鼻炎患者由来鼻粘膜上皮細胞を活性化ヒト好酸球とともに培養したときに培養上清中に遊離される炎症性サイトカインであるIL‐8及びGM‐CSFをそれぞれ10の-6乗M以上及び10の-9乗M以上で抑制し、細胞接着分子であるsICAM‐1を10の-9乗M以上で減少させた。18.4ケミカルメディエーター遊離抑制作用
フェキソフェナジン塩酸塩は、健康成人の末梢血好塩基球及びアトピー性皮膚炎患者の末梢血白血球からの抗ヒトIgE抗体刺激によるヒスタミン遊離を抑制した(10の-6乗~10の-5乗M)。また、モルモット抗原誘発即時型喘息モデルにおいて気管支肺胞洗浄液(BALF)中のロイコトリエン量を減少させた。18.5I型アレルギー病態モデル動物に対する作用
フェキソフェナジン塩酸塩は、モルモット抗原誘発アレルギー性鼻炎、ラット受身皮膚アナフィラキシー(PCA)反応、ラット抗原誘発全身性アナフィラキシー反応及びモルモット抗原誘発即時型喘息反応を抑制した。
次にあげる4つの市販薬は、処方薬でも取り扱いがあるものです。 ロキソニンS; アレグラFX; ヒアレインS; ガスター10
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
アレグラ錠30mgの基本情報(作用・副作用・飲み合わせ・添付文書)
制酸剤(水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤)とアレグラを同時に内服すると、アレグラの効果が弱まる可能性があります。
市販でも購入できるお薬を3つ紹介させていただきましたが、病院処方では他にも効果的で副作用の少ない薬も処方可能です。
しかし、「アレグラ」は、医療用医薬品のなかでも「処方箋以外の医療用医薬品」(非処方箋医薬品)に指定されているため、「零売」(れいばい)という方法であれば、医師の処方箋がなくても購入できます。
具体的に飲み合わせに注意が必要な医薬品や、ロキソニン、アレグラ ..
また、薬剤師の対面での確認や情報提供が必要と決められているため、インターネット販売を含め通販で購入することはできません。 このことは、「アレグラ」のジェネリック(後発薬)である「フェキソフェナジン塩酸塩」も同様です。
この作用を利用して不眠対策に使用されています。 主な商品例: ドリエル、アレグラナイト ..
2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
通常、アレルギー性鼻炎・蕁麻疹の症状、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎・皮膚そう痒症・アトピー性皮膚炎)に伴う皮膚の痒みの治療に用いられます。
主な副作用として、頭痛、眠気、倦怠感、吐き気、腹痛、下痢、かゆみ、などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
1).アレルギー性鼻炎。 2).蕁麻疹。 3).皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒。 ; 用法・用量
頻度は高くありませんが、アレグラを内服することによって生じる副作用も報告されています。強いアレルギーであるアナフィラキシー反応や、ショック、肝機能障害、白血球数の減少、頭痛、眠気、疲労、倦怠感、めまい、不眠、神経過敏、嘔気、嘔吐、口渇、腹痛、 下痢、消化不良など、その症状は多岐に渡ります。アレグラを飲み始めてから体調に異変を感じた場合にはそれ以降の内服を中止して、処方をもらった病院まで早めにご相談ください。
もし掲載されている各種情報に誤りやご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。 医師の処方実感を読む(679)
医療用医薬品は、高い効果が期待できる反面、副作用に注意が必要なので、そのため、医師が診断したうえで症状や体質に合ったものを処方し、さらに薬剤師が処方箋やお薬手帳の内容をチェックしたしたうえで調剤するのが原則です。
例年、花粉症を発症される患者様は、流行時期の直前からの内服をする開始する事が望まれます。 [/say]
また抗ヒスタミン薬は眠気が出ることがあるので自動車などの運転を制限するものも多いです。しかしアレグラに関してはその制限がありませんので内服中でも運転することが可能です(※人によっては眠気が出る場合もあります。眠気が出てしまう方は運転を控えていただくようお願いします)。
とはいえ、効果と眠気のバランスが非常に良い薬で、近年は好んで処方されることが多い印象を受けます。 ..
このように飲み合わせの悪い薬もありますので、アレグラの処方を受ける際には普段内服している薬を医師に提示していただくようお願いします。
【花粉症初心者必見】病院の「処方薬」と「市販薬」どちらが良い?
病院・薬局で出される医療用の「アレグラ」は、「医療用医薬品」に指定されているため、調剤薬局で購入するときは、原則として医師の処方箋が必要です。
処方薬の場合、医療機関に払う初診料や薬局に払う調剤料がかかる。薬代に加え、薬を処方 ..
腎機能障害や肝機能障害があっても使用しやすいです。他の抗ヒスタミン薬は「腎(もしくは肝)機能障害がある場合は慎重に投与するように」といった注意書きがあるものが多いですが、アレグラにはいずれもありません。アレグラは腎臓で代謝されるため腎機能障害がある場合は減量して投与しますが、いろいろな合併症が疑われる場合でも比較的処方しやすいお薬ということができます。
いわゆる抗アレルギー薬(アレルギーの薬)といえば、必ずといっていいほど処方される薬です。 ..
効き目が穏やかなので、耳鼻科に花粉症でかかると処方されることが多いです。また、 鼻炎薬によくある眠気が出る副作用も抑えられています。
花粉症 | 奈良の糖尿病内科・甲状腺【ましたに内科クリニック】
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります。)
1. 次の人は服用しないでください。
眠気が少なく、一番オーソドックスな内服薬と言えます。 · ビラノア
零売で購入できるのは、下段の非処方箋医薬品で、「アレグラ」もこれにあてはまります。
鼻水が続く場合は、抗ヒスタミンが含まれるアレジオンやアレグラが有効です。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.重大な副作用11.1.1.ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):呼吸困難、血圧低下、意識消失、血管浮腫、胸痛、潮紅等の過敏症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.1.2.肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇等の肝機能障害、黄疸があらわれることがある。11.1.3.無顆粒球症(頻度不明)、白血球減少(0.2%)、好中球減少(0.1%未満)。
11.2.その他の副作用1).精神神経系:(0.1~5%未満)頭痛、眠気、疲労、倦怠感、めまい、不眠、神経過敏、(0.1%未満)悪夢、睡眠障害、しびれ感。
2).消化器:(0.1~5%未満)嘔気、嘔吐、口渇、腹痛、下痢、消化不良、(0.1%未満)便秘。3).過敏症:(0.1~5%未満)そう痒、(0.1%未満)蕁麻疹、潮紅、発疹、(頻度不明)血管浮腫。
4).肝臓:(0.1~5%未満)AST上昇、ALT上昇。5).腎臓・泌尿器:(0.1%未満)頻尿、(頻度不明)排尿困難。
6).循環器:(0.1%未満)動悸、血圧上昇。7).その他:(0.1%未満)呼吸困難、味覚異常、浮腫、胸痛、月経異常。
発現頻度は使用成績調査を含む。