【薬剤師が解説】虫刺されにおすすめのステロイド配合の外用薬9選
医薬品の研究開発から製造・販売までを行う複合型医薬品企業の株式会社富士薬品(本社:埼玉県さいたま市 代表取締役社長:高柳 昌幸、以下「富士薬品」)は、2024年5月22日(水)、虫さされなどによるかゆみを鎮める皮膚用薬「フジアロー®DX」(第②類医薬品)を新たに発売します。※
「フジアロー®DX」は、炎症を抑えるデキサメタゾン酢酸エステルと、かゆみを鎮めるジフェンヒドラミン塩酸塩を配合した、スーッとクールな使い心地の塗り薬です。手を汚しにくい容器のため、気になるときにサッと塗ることができます。
「フジアロー®DX」は、「セイムス」をはじめとする富士薬品グループのドラッグストアおよび、富士薬品グループの公式通販でご購入いただけます。
※製造販売元は、富士薬品グループの東和製薬株式会社です。
【指定第2類医薬品】ラクピオンEXローション 80ML かゆみ止め 虫刺され
ボアラは虫刺されにも効果がありますが、あまったボアラを自己判断で使用するのは避けてください。
ステロイド外用薬は、症状や部位に応じた適切なものを使用しなければ、十分な効果が期待できないばかりでなく、副作用が生じる可能性が否定できません。「たかが虫刺され」と思うかもしれませんが、あまっている薬を使うのではなく、症状がひどい場合は受診して適切な治療を受けるようにしましょう。
虫刺されによる腫れ・痛み・痒みの症状が強い場合は、Ⅰ群(Strongest)やⅡ群(Very Strong)に分類される“強め”の「ステロイド外用薬」が使われることがありますが、その使い方や塗布部位に関して、アトピー性皮膚炎の治療などに比べると、やや攻め気味に感じることがあるかもしれません。
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特に、「蚊」のように軽い症状で済む虫刺されではなく、ハチやムカデ、毛虫、ノミ、ダニのような虫に刺されたときの腫れ・痛み・痒みは強く現れることも多いため、アトピー性皮膚炎の治療などに比べると、思っているよりも強めな「ステロイド外用薬」が処方されることもよくあります。
では、虫刺されに対して“弱め”なランクの「ステロイド外用薬」が処方された際の服薬指導のポイントを解説しましたが、虫刺されには逆に“強め”なランクの薬が使われることもあります。
[PDF] くすりのしおり 商品名:デキサメサゾンクリーム0.1%「イワキ」
しかし、ことが確認されています。実際、虫刺されのOTC医薬品では、V群(weak)でも「ステロイド外用薬」が配合されているものは、「抗ヒスタミン薬」や「鎮痒薬」だけの薬よりも“強力な薬”として扱われています。
虫刺されにおいても、“刺された場所”と“症状の強さ”に応じて適した強さ(ランク)の薬を選ぶのが基本です。ただし、アトピー性皮膚炎などの治療に比べると、思っているよりも“強め”、あるいは逆に“弱め”な薬が処方されることも多いため、虫刺され特有の事情を押さえておく必要があります。
通常、湿疹・皮膚炎群、痒疹群、虫さされ、薬疹・中毒疹、乾癬、掌蹠膿疱症などの治療に用いられます。
「ステロイド外用薬」には、使う場所や症状に応じて適切な強さ(ランク)の薬を選ぶことが重要ですが、虫刺されでは処方される薬が処方医によって強かったり弱かったりすることがあります。その背景と意図を踏まえた、服薬指導のポイントを解説します。
ヒトを刺す、噛むなどする虫は、蚊をはじめ、ハチ、ムカデ、毛虫、ダニ、ノミなど様々なものがいますが、基本的に虫刺されで起こる皮膚の腫れ・痛み・痒みはアレルギー反応によるもののため、炎症を抑える「ステロイド外用薬」がその症状解消に効果的です。そのため、虫刺されに「ステロイド外用薬」を使うのは、薬学的にも合理的な判断と言えます。
[PDF] 副腎皮質ホルモン外用剤 Dexamethasone
佐藤製薬株式会社(社長:佐藤誠一)では、ステロイド成分「デキサメタゾン酢酸エステル」とかゆみ止め成分「リドカイン塩酸塩」、抗ヒスタミン作用のある「ジフェンヒドラミン塩酸塩」を配合した虫さされ、かゆみによく効く『タクトプラスローション』(指定第2類医薬品)を4月8日(月)より新発売いたします。