デキサメタゾン口腔用軟膏0.1%「NK」 ; 効能・効果、用法・用量


患者は、舌の先に口内炎ができたためクリニックを受診し、アフタゾロン口腔用軟膏<デキサメタドン>が処方された。


デキサメタゾン口腔用軟膏0.1%「日医工」 ; 薬価, 39.00円 ; 製薬会社 ; 添付文書 ; 効能・効果

口腔内用軟膏の服薬指導後に、使用法などを患者が正しく理解できているか確認する必要がある。

(アフタゾロン口腔用軟膏の医薬品インタビューフォーム,2016年1月改訂,第9版,p.5より)

[PDF] デキサメタゾン軟膏口腔用0.1%「CH」を使用される方へ

(アフタゾロン口腔用軟膏の医療用添付文書,2016年1月改訂,第6版より)

患者から、「軟膏を口腔内(舌の先の口内炎)に塗ったら、唾液がでて困った」と言われた。その原因は、自己判断で20~30分間口を閉じない、飲み込まないでいたことによると思われた。

[PDF] デキサルチン口腔用軟膏1mg/g 日本化薬株式会社

(禁忌)
本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1.口腔内感染を伴う患者:治療上やむを得ないと判断される場合を除き使用しないが、やむを得ず使用する場合には、あらかじめ適切な抗菌剤、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮すること(感染症の増悪を招くおそれがある)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(本剤のヒト母乳中への移行の有無は不明である)。
(小児等)
長期連用により発育障害をきたすおそれがある。
(適用上の注意)
14.1.薬剤交付時の注意
14.1.1.使用時:使用後はしばらく飲食を避けさせること。
14.1.2.適用部位:眼科用として使用しないこと。
(取扱い上の注意)
20.1.使用時の注意
20.1.1.チューブの口に水分が付着しないようにすること。乾いた指などで軟膏をとり、患部に塗布すること。
20.1.2.チューブの口を患部に当てて塗布しないこと。
20.2.使用後の注意
キャップをしっかり閉め、室温で保管すること(チューブの口に水分が付着したり、キャップのゆるみにより油分が流出すると、軟膏が凝固して出なくなるおそれがある)。
(保管上の注意)
室温保存。

【特徴】
口内の炎症をしずめる薬です。口内炎や舌炎に使用されます。
後発医薬品です。先発医薬品は、アフタゾロン口腔用軟膏0.1%です。

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一般的に粘膜痛に処方されることの多いのがステロイドを含む軟膏なのですが、舌痛症には全く無効であるばかりか、免疫力を下げたり傷の治りを遅くしたりすることで口内炎やカンジダを誘発してしまう場合があります。実はステロイド軟膏が有効な粘膜疾患は非常に限られています。そのような特殊な病気以外でのステロイド軟膏の使用はお勧めできません。

(禁忌)
本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1.口腔内感染を伴う患者:治療上やむを得ないと判断される場合を除き使用しないが、やむを得ず使用する場合には、あらかじめ適切な抗菌剤、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮すること(感染症の増悪を招くおそれがある)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(本剤のヒト母乳中への移行の有無は不明である)。
(小児等)
長期連用により発育障害をきたすおそれがある。
(適用上の注意)
14.1.薬剤交付時の注意
14.1.1.使用時:使用後はしばらく飲食を避けさせること。
14.1.2.適用部位:眼科用として使用しないこと。
(取扱い上の注意)
使用後はチューブの口及びその周辺に付着した軟膏をふきとった後、キャップを締めて保存すること。
(保管上の注意)
室温保存。


品目名 【デキサメタゾン口腔用軟膏0.1%「NK」】 の薬効作用は以下のとおりです。 効能効果

(3) さらに2週後、依然としてしみて痛む状況は変わらないとの事でした。潰瘍の大きさにほとんど変化はなく、でしたので(図 3)、この時点でも悪性である可能性は低いと考えました。ケナログやデキサルチンのようなステロイド剤の長期投与は感染症の誘発などの副作用があらわれやすくなるため(特に高齢者には)、軟膏の使用を控えによるうがいを行うよう指示しました。

(6) 入れ歯の接着など治療以外の目的に使用しないでください。 □ケナログA口腔用軟膏のつけ方.

今回紹介させていただいた症例のように、口内炎の治癒が長期化することもしばしばあります。そのような場合、まずは治癒を困難化している原因と考えられる歯や詰め物の尖っているところ、適合の悪い入れ歯、放置された虫歯などに対する適切な処置をして病変部周囲の環境を改善しましょう。また薬物が口腔粘膜に影響を及ぼすことも知られています。特に高齢の方の場合には何らかの全身疾患により薬物を服用されていることが多く、その薬物の影響により口内炎が治りにくくなっていることもあります。薬物を処方してくれている医師に相談することも良いかもしれません。