○ マクロライド系の抗菌薬(クラリス=クラリシッド=クラリスロマイシン、ジスロ ..
治療にはペニシリン系の抗生物質(サワシリン、ワイドシリン、パセトシンなど)を使用します。ペニシリン系の抗生物質にアレルギーがある場合にはエリスロマイシン(エリスロシンなど)、クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッドなど)を内服します。
○ メイアクト、フロモックス、ワイドシリンなど、扁桃炎や中耳炎に使われる抗菌薬.
咽頭培養で、A群溶連菌が検出されても、特に菌量が少ない場合、症状(発熱など)の原因微生物でないこともあります。1でも説明しましたが、健康であっても喉に溶連菌を保菌している学童が15〜30%程度いるという報告もありますので、症状と照らし合わせながら判断する必要があります。
妊娠前から便秘気味だったという方も多いと思います。妊娠するとホルモンの影響で腸の蠕動運動が低下し、大きくなった子宮で腸が圧迫されて、ますます便秘がひどくなる方もいらっしゃいます。便秘が原因で痔が悪化したり、いきむと赤ちゃんが出てきてしまいそうで心配という方もおられるでしょう。
酸化マグネシウム(マグミット)は塩類下剤と呼ばれる代表的な便秘薬です。腸内に水を引き寄せて便を軟らかくするとともに、便が膨らんで腸に刺激を与え、排便を促してくれます。マグネシウムイオンは胎盤を通過しますが、酸化マグネシウム自体が腸から吸収されにくいと考えられています。そのため、胎児に影響するとは考えにくいと言えます。一般的に、この酸化マグネシウムが妊婦さんの便秘の第一選択になります。
ピコスルファートナトリウム水和物(ラキソベロン)は大腸刺激性下剤と呼ばれる下剤で、血液中にはほとんど吸収されません。そのため薬は胎児までほとんど到達しないことから、影響も乏しいと考えられます。
酸化マグネシウム(マグミット)もピコスルファートナトリウム水和物(ラキソベロン)も人間での研究は多くないですが、リスクを明確に示す結果は報告されていません。
透析患者に対しフロモックス錠100mgが3錠分3で処方された。 ..
厚生労働省は数年前から、医療費抑制のためジェネリック医薬品を積極的に処方するよう働きかけています。日本は諸外国に比べジェネリック医薬品の使用頻度もかなり少ないことも事実です。平成22年の改定では、医院からの院外処方が先発品でも後発品への変更不可のチェックがない場合は、調剤薬局で患者さんからの同意を得た上で後発品へ変更することが可能になりました。平成24年の改定ではさらに進んで、医院に対して一般名での処方を推奨するようになりました。平成22年は医院の処方箋に後発品への変更すべて不可という欄がありましたが、今回は変更不可薬については一つ一つチェックをしなければならなくなりました。一般処方の場合、患者さんは調剤薬局で先発品と後発品の説明を受けた上でいずれかを選択してもらうことになります。長期処方では多くの場合、薬局での支払い金額はかなり安くなります。尚、お薬手帳には実際に処方された薬が商品名で記載されます。
④ワーファリンはVitaminKの吸収阻害によって血液の凝固を阻害しますが、抗菌剤はVitaminKを産生する腸内細菌を殺してしまうので、すべての抗菌剤は併用注意になっています。血漿蛋白との結合のしかたで比較的処方しやすい抗菌剤とそうでないものとにわかれますが、クラビットは良くわかりません。
[PDF] 【4】Q&A 腎機能に応じた抗菌薬の投与量について
花粉症は日本人の3人に1人と言われるほど頻度の多いアレルギーです。
まずはマスクやメガネなどの、お薬以外の対処が大切です。
飲み薬ではロラタジン(クラリチン)に関する研究報告が多くあり、奇形などの危険は認められていないため、妊婦さんに使いやすいと考えられます。ロラタジン(クラリチン)は眠気が少ないというのも利点の1つでしょう。
また、クロルフェニラミンマレイン酸塩(ポララミン)は、昔から妊婦さんに用いられている薬で、胎児への危険度の上昇は無いものと考えられています。眠気が出るので車を運転する人には向かないのですが、逆に眠れなくて困っている方には使いやすいかもしれません。
ロラタジン(クラリチン)やクロルフェニラミンマレイン酸塩(ポララミン)は、じんましんなど花粉症以外のアレルギーにも適応があります。
モメタゾンフランカルボン酸エステル(ナゾネックス)などのステロイド点鼻薬は脂溶性であり胎盤を通過すると思われますが、点鼻薬のため体内への吸収はわずかであり、胎児にはほとんど到達しないと考えられます。ステロイド点鼻薬の妊娠中の使用についてはデータが少ないのですが、問題ないとする研究報告が多いようです。
オロパタジン点眼(パタノール)などの点眼薬も同様に胎児移行性は低いと考えられますので、使用を検討して良いでしょう。点眼後は目頭をティッシュペーパーで押さえて、余分な液をぬぐうなどの配慮をして下さい。
薬の名前には一般名と商品名があります。例えば一般名テオフィリンには、テオドール(先発品)があり、アーデフィリンやテオロングなど多くの後発品があります。また一般名クラリスロマイシンの先発品としてはクラリス、クラリシッドがあります。これらの薬は一般名と商品名が何となく似ていますね。でも抗生物質フロモックス(商品名)の一般名は塩酸セフカペンピボキシルと舌を噛みそうな名称です。尚、クラリス、クラリシッドは販売メーカーが異なるため商品名が違いますが全く同じ薬です。喘息治療薬シングレアとキプレスも同様です(現在のところ後発品なし)。
クラリス錠 200mg クラリスロマイシン 1 日 400mg
妊婦さんは免疫力が低下しているため、気を付けていてもインフルエンザになってしまうことがあります。妊婦さんはインフルエンザ感染に伴って重篤な症状になったり、合併症を起こす危険が高くなると言われており、自然流産、早産、低出生体重児、胎児死亡が増加するとの報告もあるため注意が必要です。妊婦さんだからという理由で治療をためらうべきではなく、適切な治療を行うことが推奨されています。
まずはインフルエンザになる前にワクチンの接種を考慮しましょう。妊娠前にインフルエンザワクチンを接種できれば一番良いのですが、妊娠中であってもインフルエンザワクチンを接種することで奇形が増えるとは考えられていないため、選択肢に加える価値はあります。
インフルエンザになってしまった場合のお薬ですが、オセルタミビル(タミフル)は水溶性であり胎盤移行は多くないと考えられます。妊娠中の使用による奇形や流産の増加は無いと考えられていますので、使用を検討して良いでしょう。ザナミビル(リレンザ)やラニナビル(イナビル)は吸入薬のため、飲み薬よりも血液中の濃度が低いことから、胎児への影響も少ないと考えられます。
血液の凝固を阻害する薬です。脳血管や心臓血管に障害があるときに出されています。血液が固まるときにそのシステムの何箇所かでVitaminKが必要なのですが腸管からの吸収を阻害します。VitaminKを静脈注射することで3-6時間で凝固が回復します。アスピリン(小児用バファリン)などと違ってコントロールしやすいので良く処方されています。 ところで腸内細菌もVitaminKを産生しています。抗菌剤は腸内細菌をやっつけますので、すべての抗菌剤は併用注意となっています。しかし短期間の投与ではそれほど影響はないと思います
[PDF] 小児用抗生剤に関する服用 状況及び服薬指導について
膀胱炎など菌の感染に対して使用される抗菌薬(抗生物質)の安全性はどうでしょうか。
セフカペン(フロモックス)やセフジトレン(メイアクト)などのセフェム系と呼ばれる抗菌薬は、一般の医療現場で使用される頻度が高いものです。セフカペン(フロモックス)は、脂溶性で蛋白結合率も低いため、胎盤を通過する性質を持っています。セフジトレン(メイアクト)も蛋白結合率が高いものの脂溶性のため、やはり胎盤を通過します。
しかし、これまで多くの妊婦さんに使用されており、先天異常との関連は無かったとする研究結果が多数存在します。そのため、妊娠周期や治療の必要性を考慮して投薬の要否を決めるのが良いでしょう。
妊婦さんはさまざまな理由により膀胱炎などの尿路感染を起こしやすく、急性腎盂腎炎に発展すると重篤な合併症を生じることがあります。このような場合にはセフカペン(フロモックス)やセフジトレン(メイアクト)の使用を考えます。
クラリスロマイシン(クラリス)というマクロライド系抗菌薬も有名ですが、妊婦さんに対する充分なデータはなく、危険性に関して明確な結論は出ていません。テトラサイクリン系抗菌薬(ミノマイシンなど)は、歯の着色やエナメル質の形成に影響を与えるため使用すべきでないですし、ニューキノロン系抗菌薬(クラビットなど)は、もともと妊婦さんには使用禁忌(使ってはいけない)となっています。
医療用医薬品 : フロモックス (フロモックス錠75mg 他)
もともと頭痛持ちという方も多いと思いますし、つわりがはじまってから頭痛がひどくて困っているという方もいらっしゃると思います。どのような薬で対処するのが良いのでしょうか。
アセトアミノフェン(カロナール)は水溶性の薬物であり、胎盤を通過しにくい性質を持ちます。これまで妊婦さんに使用される頻度の最も多かった解熱鎮痛薬で、奇形との関連は言われていません。最近では妊娠中のアセトアミノフェン使用と子の発達障害との関連性について報告する論文が出ましたが、総合的に考えてメリットをデメリットが上回るとは考えにくい状況です。
また、ロキソプロフェン(ロキソニン)も胎児に奇形を起こすとは考えられていません。
ただし、妊娠後期の解熱鎮痛薬の使用は注意が必要です。胎児の心臓には、胎盤から受け取った酸素の豊富な血液を全身に送るための動脈管と呼ばれるものが存在します。出産間近に解熱鎮痛薬を使用すると、この動脈管が収縮して胎児死亡につながる可能性があるのです。また、胎児の腎機能に影響して羊水過少を引き起こすこともあります。
腰痛に使う湿布でも、何枚も連用すると影響が出る可能性があるので注意が必要です。
36, 11-0020, 男, 40〜49, テグレトール錠100mg ..
抗菌薬抗炎症薬および鎮痛薬抗真菌薬または抗ウイルス薬局所麻酔薬胃粘膜保護薬本剤の作用増強の可能性――機序不明本剤の作用増強の可能性――機序不明本剤の作用増強の可能性――血漿タンパク結合部位における競合。アセトアミノフェンを減量する等慎重に投与特になし出血傾向増強、消化管出血のおそれ――ロキソプロフェンの血小板凝集能阻害作用による出血傾向増強、消化管出血のおそれ――ジクロフェナクの血小板凝集能阻害作用による本剤の作用増強の可能性――ミコナゾールによる代謝阻害(ゲル剤・注射剤・錠剤)本剤の作用増強の可能性――イトラコナゾールによる代謝阻害特になし特になし特になし特になし特になし ……慎重を要する 相互作用本剤の作用増強の可能性――ペニシリン系抗生物質の腸内細菌抑制作用によるビタミンK産生抑制本剤の作用増強の可能性――セフェム系抗生物質の腸内細菌抑制作用によるビタミンK産生抑制本剤の作用増強の可能性――セフェム系抗生物質の腸内細菌抑制作用によるビタミンK産生抑制本剤の作用増強の可能性――セフェム系抗生物質の腸内細菌抑制作用によるビタミンK産生抑制本剤の作用増強の可能性――クラリスロマイシンによる代謝阻害慎重を要する慎重を要する慎重を要する慎重を要する慎重を要する慎重を要する慎重を要する減量、休薬など処方可慎重を要する慎重を要する併用禁忌慎重を要する処方可処方可処方可処方可処方可 ……併用禁忌/原則禁忌サワシリン(アモキシシリン水和物)ケフラール(セファクロル)フロモックス(セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物)メイアクトMS(セフジトレン ピボキシル)クラリシッド、クラリス(クラリスロマイシン)ジスロマック(アジスロマイシン水和物)クラビット(レボフロキサシン水和物)カロナール(アセトアミノフェン)SG(イソプロピルアンチピリン、アセトアミノフェン、アリルイソプロピルアセチル尿素、無水カフェイン)ロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)ボルタレン(ジクロフェナクナトリウム)フロリード(ミコナゾール)イトリゾール(イトラコナゾール)バルトレックス(バラシクロビル塩酸塩)ゾビラックス(アシクロビル)エピリド、オーラ、キシロカイン(アドレナリン含有リドカイン塩酸塩)シタネスト-オクタプレシン(プロピトカイン塩酸塩・フェリプレシン)ムコスタ(レバミピド) ……減量、休薬など 表 歯科医院で処方される主な併用薬との相互作用併用薬 ……処方可 方策本剤は多くの薬剤と相互作用を有するため注意薬 YEARBOOK '21/'22ワルファリンカリウム 「抗血栓療法患者の抜歯に関するガイドライン2020年版」では、ワルファリン単剤服用患者において、休薬した場合、脳梗塞などの血栓塞栓症が増加する可能性があるので、血液凝固検査PT-INRが疾患における至適治療域(1.6~3.0)にコントロールされている場合には、ワルファリン継続下での抜歯を推奨している。抜歯後に処方する抗菌薬、鎮痛薬はワルファリンの作用を増強し、出血のリスクがあるので注意する。One Point123
【抗菌薬】ペニシリンアレルギー、 セフェムアレルギーの対応と代替薬
マクロライドでその他の候補はクラリスがあります。ジスロマックは15員環でクラリスは14員環です、得意な分野が少し違うようです。クラリスは耳鼻科でよくだされる薬です。慢性上顎洞炎に少量長期間(200mg一日一回3-4ヶ月)処方されているのを良くみかけます。インプラントによる上顎洞炎にも良く処方されています、上顎洞の粘膜に良く効くようです。上顎洞粘膜を処置したとき(インプラントで上顎洞に骨を作ったとき(サイナスリフト サイナス=上顎洞 リフト=挙上)などに私は使用していますが、普通に歯科で使用するにはジスロマックの方が優れていると思います。
薬の相互作用がクラリスに比べて少ないこと(下記の表 参照)
[PDF] 4月 件数 検査内容 治療内容 投薬内容 尿路感染症 7 検尿 投薬
ジスロマックSRは10%以上に下痢軟便があります。初日2日目にありその後軽快します
フロモックスは時間依存型です。つまり最小発育阻止濃度(MIC)超えた時間が長いほうが良く効きます。投与回数を増やしたほうが良く効くくすりです。最小発育阻止濃度(MIC)を少し越したあたりの時間が長くなるわけですので、耐性菌ができ安いタイプの薬といえます
耐性菌をつくらないため感染症には十分な期間 予防投薬にはきわめて短期間 抗菌薬を使用したほうが良いという考えもあります。中途半端な濃度と期間で投与するのは良くありません、その点ジスロマックの1週間分投与は良いと思っています
内服:ファロム、カロナール、クラリス、フロモックス、ブルフェン
妊婦さんに関することは、かかりつけの産婦人科に相談するのが基本ですが、状況によってはすぐに受診できなかったり、受診するほどでもないけれど心配で相談したいということもあるでしょう。当院は内科ですが、ときどき妊婦さんが受診されます。そんな方に役に立つように、妊婦さんのお薬の使用について、基本的な考え方を内科的な視点でまとめてみました。妊娠さんにおいて100%安全なお薬は無いわけですが、できるだけ危険や不安が少なくなればと思っています。
お薬の危険性を考えるにあたっては、もともとお薬とは無関係に全ての出産において先天的な異常が発生する危険があることを忘れないでください。問題はこのベースラインの危険に比べて、お薬がどの程度の危険度の上昇をもたらすかという点です。
広域セフェム系(フロモックス、メイアクト、トミロンなど)の5日投与方法 ..
1.現在ジクロフェナクN a錠25mとセルベックスカプセル50mgを毎日飲んでいます。これとクラリスロマイシン錠200mgの飲み合わせ
2.クラリスロマイシン錠200mgとフロモックス錠100mgの飲み合わせ
以上よろしくお願いします。
クラリスロマイシンなどのマクロライド系は耐性の可能性があります。
I小児,成人共通:【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔不快感,口内異常感,喘鳴,眩暈,便意,耳鳴,発汗,呼吸困難,血圧低下等が現れた場合には投与中止。[8.2参照]〕【11.1.2】急性腎障害〔急性腎障害等の重篤な腎障害が発現。[8.3参照]〕【11.1.3】無顆粒球症,血小板減少,溶血性貧血〔[8.4参照]〕【11.1.4】偽膜性大腸炎,出血性大腸炎〔偽膜性大腸炎,出血性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎が発現。腹痛,頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与中止〕【11.1.5】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),紅皮症(剥脱性皮膚炎)【11.1.6】間質性肺炎,好酸球性肺炎〔発熱,咳嗽,呼吸困難等の症状が現れた場合には投与中止。速やかに胸部X線検査,血液検査等を実施。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.7】劇症肝炎,肝機能障害,黄疸〔劇症肝炎等の重篤な肝炎,AST,ALT,ALP等の上昇を伴う肝機能障害,黄疸が発現。[8.5参照]〕【11.1.8】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が発現。直ちに投与中止〕 II小児:【11.1.9】低カルニチン血症に伴う低血糖〔本剤を含むピボキシル基を有する抗生物質(セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物,セフジトレン ピボキシル,セフテラム ピボキシル,テビペネム ピボキシル)の投与により,ピバリン酸(ピボキシル基を有する抗生物質の代謝物)の代謝・排泄に伴う血清カルニチン低下が報告。小児(特に乳幼児)に対してピボキシル基を有する抗生物質を投与した症例で低カルニチン血症に伴う低血糖が発現。痙攣,意識障害等の低血糖症状が認められた場合には投与中止。[9.5,9.7.2参照]〕