コブラ「キング スピードゾーン ドライバー」2020/04/02発売クラブスピードを徹底的に追求したドライバー。


ライター・ツルハラ 前回のに引き続き、今回は奥嶋プロにもうひとつのモデル「スピードゾーン エクストリーム ドライバー」を試打してもらいますよ。


コブラゴルフ KING キング スピードゾーン エキストリーム ドライバー

そのコブラの最新のクラブがこの「SPEEDZONE」シリーズ。レーシングカーからインスピレーションを受け、ヘッドの性能を司る項目を6つのゾーンに分け、それぞれを最適化させるといった考え方で設計されています。6つのゾーンはそれぞれ、「パワー」、「重量」、「重心」、「空気抵抗」、「安定性」、「ヘッド強度」。
パワーはいわゆるボール初速に相当し、重量・重心はスピンの最適化、空気抵抗はヘッドスピードの向上、安定性・ヘッド強度はミスへの寛容性を高めるといったところでしょうか。スポーティーなデザインからも、レーシングカーからのインスピレーションを感じさせてくれます。

ライター・ツルハラ ヘッド体積はともに460㎤なのですが、ヘッドの投影面積は「スピードゾーン エクストリーム ドライバー」のほうが大きくなっています。となっています。

コブラ KING ドライバー 4本目 ついに買ったぞ スピードゾーン

ソールに搭載された2つのウェイトは後方と前方を入れ替えることで、好みに合わせて重心の特性を変えることができるようになっています。ネックに搭載された弾道調整機能で調整できるのはライ角とロフト角です(両モデルとも)。

動画を見てください。

まずは、『KING SPEEDZONE XTREME ドライバー』を打ちました。

シャフトのフレックスがSRで少し柔らかいイメージだったので、軽く打ったのですけど、予定外のフェードになって右のラフに飛んでいきました。

とらえるイメージを感じますが、実際はまったくそんなことはありません。むしろしっかりと振り切ったほうが良い結果が出そうです。

次のホールでは、その辺りを意識してしっかりと振りました。

ストレートなボールになりました。左へひっかかかるような挙動は一切しません。

打音は、海外ブランドらしい高音で残響もある音質です。音量はやや大きめです。高弾道です。飛距離はトップクラスです。220ヤード飛びました。

次のホールは、強いてドローを狙いました。

かかり過ぎたかと思いましたが、10ヤードぐらいのきれいなドローボールでした。飛距離は225ヤードでした。

ラウンドを通して使用して、平均飛距離は220ヤードでした。

特筆する点としては、1球目以外は、ほぼ狙ったところに飛んでいったのです。

『KING SPEEDZONE XTREME ドライバー』は、左へのミスで悩んでいて、方向性
の良いドライバーが欲しいというゴルファーにオススメです。

スライスを防いだりする機能をやさしいと考えているゴルファーには向きません。打点のミスに強いということと、振り切れるところが魅力です。

別の日に、『KING SPEEDZONE ドライバー』を打ちました。

面白いことに、こちらのドライバーは普通に打つとややドローになりました。

飛距離性能は、『KING SPEEDZONE XTREME ドライバー』とほぼ同じですが、ほんの数ヤード、こちらのほうが飛びます。

打音はほとんど変わりませんが、ほんの少しですけど残響が小さい感じがしました。初速感は強烈です。

ラウンド通しての平均飛距離は223ヤードでした。

ひたすら、軽いドローを打ち続けた結果です。とてもきれいな弾道のボールが出ます。思ったより強い棒球にはなりません。初速感は強烈です。

『KING SPEEDZONE ドライバー』は、オートマチックに同じ球を打つのに適しています。

『KING SPEEDZONE ドライバー』をオススメしたいのは、やはりパワーヒッターです。

僕のヘッドスピードである40メートル/秒でも問題なく打てますが、もっと速い速度のゴルファーのほうが機能が引き出せそうだとも感じました。

途中から「TOUR AD for SZ」のSフレックスのシャフトに交換して試打しました。

ややドローは鳴りを潜めて、ストレートなボールになりました。

『KING SPEEDZONE ドライバー』の初速感は、こちらのシャフトのほうが強く感じます。

飛距離での差は出ませんでしたが、シャフトは合う合わないがありますから、ドンピシャであればもっと飛ぶ可能性は否定できません。

『KING SPEEDZONE ドライバー』と『KING SPEEDZONE XTREME ドライバー』は、完成度が高いドライバーです。

名称を変更したのも、2機種に分けたのも、開発チームの自信の表れだと考えると納得がいきました。

スライスしづらいとかではなく、狙い通りに飛ばしやすいことをやさしいと感じることができるゴルファーに、打ってほしいドライバーです。

コブラの2020年モデルはKING スピードゾーン(SZ) ドライバー

本当に真っ直ぐ飛ぶクラブですが、使いこなすには程度(H40以上)力のある方に適していると思います。
力が無いと高さが出ませんので注意が必要です。
左に引っ掛かりずらいドライバーですので無理なく降れば本当にまっすぐ飛んでいきます。
ただ、裏のバランス(赤・白)を前後に交換することで多少は改善しますし、シャフトの角度調整も行えは遅い人も自分に合ったクラブに変えることができると思います。
残念なのは、中の取説にはバランス、ライ角、ロフト角の変更シートが無いことです。
ロフト角は+-1・5度変更できます。

今までコブラのドライバーはなんとなく敬遠していましたが、使ってみると飛距離や寛容性は他のメジャーなメーカーと比べても遜色ないと感じました。こちらのヘッドは比較的重量が軽くてシャフトが6Sでも総重量が303g程度と軽めだったので、他のクラブとのバランスが心配でしたが、むしろ振り易くヘッドスピードも出ているようです。正直シャフトが気になっていてヘッド自体にそんなに期待していませんでしたが、暫くエースドライバーとして活躍してくれそうです。デシャンボーが一時期使っていたこともあるので、ネタとしても◯です。

コブラ KING SZ スピードゾーン ドライバーの試打・評価・感想

『KING SPEEDZONE ドライバー』と『KING SPEEDZONE XTREME ドライバー』は、コブラが2020年3月に発売するクラブです。

前モデルの『F9』も高評価でしたが、その資産を引き継いで、あらゆる技術を詰め込んだのがこの2モデルということです。

クラウンの大部分は軽いカーボンで、ソールもかなりの部分がカーボンですが、「Tバー・シャーシ」というクラウンの中央にボディーのチタン素材の骨組みを残した設計です。

これによって効率良くボール速度を上げられるそうです。

ソールは細く膨らませて重心を目一杯下げています。そして、ハイバックというぐらいの高いクラウンです。

空力性能を上げるトレンドは2020年のクラブの特徴です。

2種類になったのにも注目です。

『KING SPEEDZONE ドライバー』は、低スピンボールで飛ばすこともできる設計です。

『KING SPEEDZONE XTREME ドライバー』は、後方だけにウェイトを設定し、方向性とミスの許容度を上げた設計です。

【試打クラブスペック】
・KING SPEEDZONE ドライバー
ヘッド 811チタン鋳造+カーボンファイバーラッピング
フェース 811チタン鍛造CNCミルド加工
シャフト SPEEDER EVOLUTION for SZ(SR)、TOUR AD for SZ(S)
ロフト 10.5度
長さ 45.25インチ
ライ角 57.5度
価格 6万5000円(税別)

・KING SPEEDZONE XTREME ドライバー
ヘッド 811チタン鋳造+カーボンファイバーラッピング
フェース 811チタン鍛造CNCミルド加工
シャフト SPEEDER EVOLUTION for SZ(SR)、TOUR AD for SZ(S)
ロフト 10.5度
長さ 45.25インチ
ライ角 58.5度
価格 6万5000円(税別)

二つのドライバーは、一見すると似ています。しかし、じっくり見てみるとよく考えられていることがわかります。

一般的なゴルファーには、『KING SPEEDZONE XTREME ドライバー』、パワーがあってスピンが多い弾道に悩んでいるゴルファーには、『KING SPEEDZONE ドライバー』。

一緒にするのには無理があるというわけです。

どちらも、構えやすいドライバーです。

個人的には、ドライバーはアドレスしたときに違和感がないことを重要だと考えているので、どちらのドライバーもその部分だけでも合格だと太鼓判を押しました。

ロフトは、±1.5度の調整ができる機能と、ソールのフェース寄りと後方にある交換可能なウェートの組み合わせで、弾道を自分好みにカスタマイズできるのも楽しいですね。


つとむ様専用 cobra コブラ キング スピードゾーン ドライバー クラブ

今回の貧打爆裂レポートは、2020年3月発売のコブラ『KING SPEEDZONE(キング スピードゾーン)ドライバー』と『KING SPEEDZONE XTREME(キング スピードゾーン エクストリーム)ドライバー』です。

いつものようにコースに持ち込んで、ラウンドしました。飛距離性能に特化した新ドライバーの秘密に迫ります! 動画も含めての試打レポートです。

コブラ KING SZ スピードゾーン ドライバーの最新情報まとめ

そしてこのページでは、「」を使ってのデータ計測をもとに、コブラSPEEDZONEドライバーの性能について「クラフトマン」である私が正直に試打評価していきます

コブラ スピードゾーン ドライバーの調整方法(調整ロフトガイド)

徹底的に“クラブスピード”を追求したという「コブラ キング SPEEDZONE ドライバー」をGDO編集部ミヤGとゴルフライターのツルさんが試打。マイクラブと比較しながら、その性能を検証していきます。

コブラ スピードゾーン ドライバー【試打ガチ比較】 -「株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン」の動画再生ページです。

Fomula1(F1)からインスピレーションを受けたドライバーですスピードをアップに特化したテクノロジーを多く盛り込んだモデルで「SPEED WITH NO LIMITS(制限なしの速度)」というのがキーワードです6つの特性に分類し、それぞれを最適化することで飛距離アップにつなげようと目指したのが「スピードゾーン」と呼ばれるもので、モデル名にもなっています6つの分野とはといったもので、スピード、飛距離、安定性といったパフォーマンスを最大化するといったところが、メーカーが意図しているところですコブラSPEEDZONEドライバーのラインナップは、「SPEEDZONE」と「SPEEDZONE XTREME」の2種類XTREMEの方が、深い重心設計で慣性モーメントの高い安定性重視のモデルとなっている 試打には、コブラKING LTDに標準装着されている、オレンジのTourAD 6Sを使用しましたというのも、ハザーダススモークグリーン装着モデルをさんで購入したのですが、硬すぎてぼくには扱えなかったというのが理由です正直なところ、シャフトが硬すぎてヘッド性能を確認することもできませんでしたなので、しなりに比較的癖がなくて、ヘッドの性能がわかりやすいシャフトを改めて装着して試すということになりました

【コブラゴルフ】キング スピードゾーン エキストリーム ドライバー

以上、コブラSPEEDZONEドライバー試打・評価|左へのミスが出ない強打者向けドライバー。という話題でした