実はバンディット250までの繋ぎだった?! 1989年の2大トピック; 本腰を入れていたら次世代のバイクになりえた?!


コケたときの修理代が捻出できず、仕方なくカウルを取り去ったようなウルフ/コブラに比べて、最初からネイキッドとしてデザインされたバンディット250は、フレームワークが美しく、全体にまとまりがあります。かつてテレビ朝日で放送されていたドラマ「味いちもんめ」の第1シリーズでは、主人公の伊橋悟(中居正広)の愛車として登場しました。中居さん自身、バイクの免許を持っているそうなので、彼のセレクトだったのかも知れませんね。


ボタン、バネ、ネジセット(コブラ250/300MM用)。 単品重量・容量:10g

GSX-R250Rとは想定される常用速度レンジが異なるため、フロントブレーキは小径ダブルから大径シングルに変更。バネ下荷重が減ることから、多用する低中速域におけるフットワークの向上にも少なからず影響している。

実はこの二台、当時の事情によるワケアリ商品です。それぞれ、ウルフ=RGV250ガンマ、コブラ=GSX-R250Rなど、レーサーレプリカのネイキッド版。チョコチョコと変更が加えられていますが、ぶっちゃけ言ってネイキッドブームに対応するための急ごしらえです。その証拠にコブラの半年後に、明らかに本腰を入れて作ったと思われる「バンディット250」が発売されています!

KNIPEX ウォーターポンププライヤー コブラ 250mm ソフトプラスチックハンドル ..

メーカー名:スズキ
車名:コブラ
重量:139kg
エンジン:水冷4サイクル直列4気筒 DOHC4バルブ
排気量: 248cc
最高出力:45ps/15000rpm

「コブラ」は、1998年に発売されました。蛇が絡み付いているように見えるラジエーターサイドシュラウドのデザインから車名が付けられていると推測されます。カタログには、セクシーな女性が男性の背中にもたれるカットが使われており、もしかすると人気マンガをパクリ…いや、オマージュしているかも知れません。

KNIPEXのコブラ250サイズに限定のフラッシュグリーン登場。

メーカー名:スズキ
車名:バンディット250
重量:156kg
エンジン:水冷4サイクル直列4気筒 DOHC4バルブ
排気量: 248cc
最高出力:45ps/14500rpm

メーカー名:スズキ
車名:ウルフ250
重量:125kg
エンジン:水冷2サイクルV2気筒 クランクケースリードバルブ
排気量: 249cc
最高出力:45ps/9500rpm

限定グリーン KNIPEXのコブラ250サイズに限定のフラッシュグリーン登場。 ・KNIPEX.

1988年に水冷2サイクルクランクケースリードバブルV型2気筒エンジンを搭載したスポーツモデルとして生まれ変わります。「統一感がない」というなかれ。一貫して2ストロークエンジンというポリシーだけは捨てていません。カタログには「これがウルフ。これが2サイクル」や、「街はウルフだ」など、意味不明なコピーが並んでいました。「そうか、街はウルフなのか!」と納得した人は皆無でしょう。

レーサーレプリカブームにも、ネイキッドブームにも乗れなかった「ウルフ/コブラ」ですが、ウルフはガンマより6㎏、コブラはGSX-Rより4㎏軽量になり、街乗りの軽快さがアップしています。しかし、バンディット250の発売が決まっていたからなのか、ハンドルの切れ角がレプリカと変わらなかったり、大幅なエンジンセッティングの見直しが図られなかったのは残念でなりません。スズキが新しいジャンルの一つに位置付けてブラッシュアップしていたら、ストリートファイターをけん引していたかも知れませんね。


クニペックス コブラ クイックセット 8722-250 KNIPEX

1982年にはレジャーバイク「RT50」に名づけられました。レクタングルタイヤを装着し、空冷2サイクル単気筒のエンジンを轟かせて、街中のみならず砂地や草地なども走り回るヤンチャなバイクでした。

スズキ「コブラ」紹介動画! SUZUKIが作った変態バイク ..

メーカー名:スズキ
車名:ウルフ
重量:78.8kg
エンジン:空冷2サイクル並列2気筒
排気量: 49cc
最高出力:4.2ps/6000rpm

コブラ #レーサーレプリカ #スズキ #GSX-R #中型バイク # ..

メーカー名:スズキ
車名:ウルフ90
重量:98kg
エンジン:空冷2サイクル並列2気筒
排気量: 89cc
最高出力:10.5ps/9000rpm

旧車スズキコブラ250 GJ73 GSX-R250Rのネイキッド クォーターマルチ フル整備済み!レーサーレプリカ、ウォルターウルフ仕様!

最初のウルフは1969年に発売された「ウルフ90/125」でした。2ストローク空冷2気筒エンジンを搭載し、タンクからシートにかけてフラットで、マフラーもフロントから後方に一直線。曲がったことが大っ嫌いな人が作ったようなバイクでした。

コブラを、同12月にはバンディット250を、1990年にはGSX‐R250ベースの ..

90年代初めのスズキはGSX-R、バンディット、アクロス、カタナ、コブラと、250cc4気筒車を5機種もラインアップしていたことからも、このクラスに注力していたことがうかがえる。

グランツーリスモ7/収録車種 | グラソツーリスモシリーズ総まとめwiki

この2台は中古車市場でもタマ数は少なく、ほとんど見かけることはありません。販売されていたとしても、「レアなバイク」として高値がつき、コブラは50万円台、ウルフ250は100万円台のプライスが付けられています。機会があればストリートファイターの原点とも言える鋭い走りを味わってみてください。

シェルビー コブラ Daytona Coupe 64 · シェルビー G.T.350 65 ..

GSX-Rよりも高く、手前に引かれたハンドル位置によって上体の前傾度は最新250ccスポーツと大差ない程度。しかし車体がコンパクトなうえにステップ位置が高めだから膝の曲がりは大きめで、峠道でのスポーツライディングに合った設定。街乗りやツーリングユースなら初代GSX-R250ベースの「アクロス」やバンディットを、ということだったのだろう。

コブラチャター3/8oz、 コブラチャター1/2oz、 ハーネス 蝶舞

千代の富士は「弟子が横綱になった時に、二代目・千代の富士のしこ名を譲れなくなる」と理由で一代年寄を断ったこと言われていますが、スズキはそんなことお構いなし。多様なバイクにウルフを名乗らせています。

しかしザックが巧みに切り返し、コブラツイストで棚橋を捕獲。最終的には ..

ラジアルフローラジエターの両サイドをガードするように取り付けられた、『コブラ』のネーミングの元にもなっているラジエターシュラウド。大きく口を開けた2つのエアアウトレットがスパルタンムードを強調。

コブラ · コルベット · サイドカー · サーブ · サリーン · サンビーム · ジープ ..

1980年代後半、レーサーレプリカブームが終焉を迎え、各社は「次にヒットするバイクは何だ!?」と模索していました。カワサキはいち早く「ネイキッド」という鉱脈を発見。それにスズキも追従しました。そんなカオスな時代に「ウルフ250」と「コブラ」は産声を上げました。

コブラが諒花を狙って攻撃開始。かくして人狼少女の戦いが再び始まった ..

2スト250ccレプリカのRGV250Γに対するWOLFの関係と同じく、GSX-R250Rベースのネイキッドバージョンとして登場したのがコブラ。同時期に存在したバンディットはストリートユース重視の設計だったが、コブラはGSX-Rのスポーツ性能をそのままに、ストリート向きのルックスに仕立てた造り。

コブラマフラーに変えました 思った以上の爆音 #バイク #バイクライフ ..

「ウルフ」と聞いて、小さな大横綱・千代の富士を思い浮かべる人は相撲好き、「コブラ」と聞いて、ジョージ高野を思い浮かべる人はプロレス好き。バイク好きなアナタは、何を思い浮かべますか? スズキが野に放った二大珍車「ウルフ&コブラ」を紹介します。

【バンディット250】中古バイクの不調原因調査【分解】ヤフオクの闇 ..

GSX-R250Rと同じデザインの3連メーターとインジケーターランプを1枚のパネルに収めた専用メーター。フロントフォークは、中央に突き出たアジャスターを回転させることでスプリングプリロードが無段階に調整できる。

GSX250Sコブラにウェーブディスク入れてみよう! 9.3K views · 3 years ..

地味なデザインが災いしてか大きなセールスにはつながらなかったが、走りのキレとコントロール性を重視する市街地走行中心のベテランライダーには最高の相棒になった。

コブラ RADSPEED/KUROKAGE XT60/S/9[89336]

エンジンはストリートユースにおける俊敏性とレスポンスを重視して5、6速のギア比をローギアード化。フロントタイヤをラジアルからバイアスに変更することで、低い速度域での軽快な取り回しと接地感の向上も図られていた。カウルのない分だけ乾燥重量も4kg軽く、エンジンが吹け切ることの少ない市街地やタイトなワインディングでの戦闘力は、GSX-Rよりも明らかに上だった。

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高い剛性を誇るスタビライザー付きアルミスイングアーム、中空3本スポークホイール、140mm幅の18インチラジアルタイヤ、シンプルなアルミサイレンサー。リアまわりの構成パーツもすべてGSX-R250Rと共通となっている。