ハイドロキノン外用剤の料金は保険適用外(自費)です。1本5g、1,980円(税込)で、購入時には診察が必要です。 保管および廃棄上の留意点
L-システインは皮膚のメラニン色素が作られることを防ぎ、シミをできにくくします。また、すでにできてしまったシミの色、黒色メラニンをドーパキノンに変えて無色化してしまう作用、皮膚のターンオーバーを早めることでメラニン色素のついた細胞を外へ出しシミケアにもはたらきます。
この場合は保険適用外にあたるので、これらにかかる治療費に関しては患者さん ..
シナールはアスコルビン酸(ビタミンC)とパントテン酸カルシウム(ビタミンB)の配合剤で、なんとなく皮膚によさそうなイメージをもつ方もいるかもしれません。実際、皮膚科では、チロシンをメラニン色素に変えてしまうチロシキナーゼという酵素を抑えることでのシミの予防、活性酸素を抑え老化を予防したり、コラーゲン線維を増やすことに影響したりと皮膚にさまざまないい影響がある薬です。
美白効果を期待してトラネキサム酸を内服する場合には、通常用量に比べて多い量を内服することになります。もともと、脳血栓や心筋梗塞、血栓性静脈炎など血栓の傾向がある方では使用が好ましくない薬剤とされており、高容量を内服することで血栓症がおきる可能性が高くなるかもしれません。また、重篤な副作用としては人工透析中の方での痙攣が挙げられており、腎臓病などの基礎疾患がある方は注意が必要です。
トレチノインとハイドロキノンの併用療法はしみの種類によっては有効でないものも ..
プラスミンという酵素が出血やアレルギー、炎症反応と関係しており、トラネキサム酸はプラスミンの作用を抑えることで出血を止めたり、アレルギー、炎症を抑えます。また、プラスミンは皮膚のメラニン色素を作りだす作用にも関係しているため、プラスミンを抑えることでメラミン色素を作ることができず、シミや肝斑のケアにつながるのです。
トレチノインはビタミンAの誘導体で、皮膚の新陳代謝を促進させる働きがあり、シミの原因であるメラニンの排出を促す働きを持っています。角質をはがし皮膚の新陳代謝を促します。
なお、肝斑治療、しみ治療ではシナールとトラネキサム酸は保険適用外となります。
医師が肌の状態を評価して、トレチノイン療法が適用可能かどうかを判断します。
ターンオーバーを促進させるトレチノインと、新たなメラニン色素の生成を防ぐハイドロキノンを含む塗り薬との併用をおすすめします。シミを薄くする効果がより一層高まるため、2つを組み合わせた治療はよく行われています。
当院では、原発性腋窩多汗症に対してボトックス注射を行っており、保険適用が可能です。
当院では、シミに対して有効な外用薬(ハイドロキノン・トレチノイン)と、内服薬(トランサミン・シナール・ハイチオール・ユベラ)を処方いたします。
外用薬は朝晩のお手入れに加えるだけでよく、治療中でもお化粧は可能です。内服薬は1日3回飲み続けることで徐々に効果が表れてきます。
※治療は保険適用外の自由診療となりますので、初診料3,300円(税込)を頂戴します。
ユベラはトコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)製剤で、血流を改善することができ、冷え性などを含む末梢循環障害で処方される薬です。抗酸化作用が強いことで知られ、皮膚の老化を防止する効果もあるため皮膚科で美容を目的として用いられることもあります。強い抗酸化作用は紫外線からの皮膚へのダメージを受けにくく、シミができにくくする効果があるのです。同じく抗酸化作用の強いビタミンCと一緒にとることでより高い効果が期待できます。
美容皮膚科外来 基本情報|北里大学北里研究所病院(東京都港区)
しみやにきびの治療薬としてFDA(アメリカの食品医薬品局)にも許可されており、アメリカでは自宅で使用できる美顔用治療薬として認知されています。
とはいえ、このビタミンA誘導体に似たアダパレンという物質が保険適用のニキビ治療薬(ディフェリンゲル、アダパレンゲル)として処方されているため、トレチノイン療法を希望される患者さまはこのところ少なくなっています。
シミ、肝斑、炎症後色素沈着に対してはハイドロキノン、トレチノインの外用が効果的です。
トレチノインはビタミンA誘導体(レチノイド)のひとつで、ニキビ、ニキビあと、シミ、しわなどに効果のある外用薬です。ビタミンA(レチノール)の10倍の薬理作用をもつとされ、日本では医療機関でのみ処方されています。トレチノインを皮膚に塗ると、表皮角質細胞の増殖促進、表皮細胞のターンオーバー促進、真皮層のコラーゲン産生促進などの作用があります。
また、太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症には保険適用で照射できます(3 ..
トレチノインは刺激が強いため、使い初めに皮がむけたり赤くなったりすることがあります。大事な日(写真撮影など)の前に使い始めるのは控えた方が失敗が少ないです。使い慣れていれば問題ないことが多いです。
外用薬 | Wクリニック福岡院/美容皮膚科・美容外科・美容内科
トレチノインは処方薬となりますのでドラッグストアやネット通販などでは購入できません。当院では初診からのオンライン診療に対応しておりますので、診療後にご自宅への薬剤の送付も可能です。
トレチノイン, ¥4,400 ; ディフェリンゲル, 15g, 保険適用
レーザー治療後やI2PL治療後にトレチノインを処方する場合はトレチノイン管理料は必要ありません。
当クリニックの診療は自由診療(保険適用外)となります。 当院のホームページは ..
CO2レーザー 約8,000円 ~:健康保険適用(一部自費診療)大きさや数により変わります <希望時>
レーザー治療の間隔は3-6ヶ月が通常で、3ヶ月に1回は保険適用になります。
ビタミンCにはメラニンの合成を抑え、紫外線によってダメージを受けたDNAを修復する作用があり、シミの薬として以前から用いられてきました。
当院では肝斑や炎症後色素沈着の治療に、内服薬としてトラネキサム酸と一緒に処方しています。
副作用の少ない薬ですが、時々胃痛や胃のムカムカ感を起こすことがあります。
ビタミンCは内服薬としてだけでなく、化粧品として気になるシミの部分に直接浸透させることができます。
皮膚への浸透性をよくするためにビタミンCの外用はビタミンC誘導体を使用します。
高濃度ビタミンC誘導体の化粧品には、ローション、ジェル、スティックタイプのものなどがあります。
高濃度ビタミンC誘導体のローションやジェルは化粧水として普段使いが可能で、紫外線から肌を守り、シミやシワに対する予防効果が期待できます。
あざをご相談される場合は保険適用になる場合がありますので保険証をお持ち下さい。 ..
トレチノインはビタミンAの誘導体で、皮膚に対して非常に強い作用を有しています。
メラニンに対する作用はありませんが、使用を続けていると表皮のターンオーバーが早くなり炎症を生じます。
その結果表皮内のメラニンを排出することが可能になります。
トレチノイン治療に最も適したシミは炎症後色素沈着と肝斑で、特に炎症後色素沈着にはよく効きます。
炎症後色素沈着や肝斑では、比較的弱い反応で色素が除去できることが多く、トレチノインで効果を出しやすいシミといえます。
しかし、トレチノイン自体が炎症を起こす原因となるので炎症後色素沈着や肝斑を悪化させるリスクを秘めていて、トレチノイン使用時は原則ハイドロキノンを併用します。
ハイドロキノンと違い、トレチノインによって老人性色素斑の治療が可能ですが、トレチノインをかなり強く作用させないと除去できないので、皮膚の発赤やヒリヒリ感をひどく起こします。
真皮内のメラニンや盛り上がりのあるシミはトレチノインでは除去できません。
少なくとも老人性色素斑に対する効果の面でトレチノイン治療がQスイッチレーザーを上回ることはありません。
そばかす治療にトレチノインは全く不向きです。
トレチノインに対する反応には個人差が大きく、反応が弱い場合は効果も出にくくなります。
妊娠中もしくは妊娠を望んでいる人には処方できません。
また、市販のイボコロリ、皮膚科で処方されるオキサロール軟膏、トレチノインも効果がありません。 ..
オンライン診療は2022年に恒久的な診療のスタイルとして厚生労働省から認められました。通院せずに自宅などお好きな場所で受診できるため、移動する手間や通院にかかる時間などを節約することができます。
気になってはいてもなかなか始めにくいシミ対策を、皮膚科専門医のアドバイスのもとで始めてみませんか?
ターンオーバーを促すトレチノインやゼオスキンや皮剥けしない使いやすいハイドロキノン ..
メラニン合成を抑える美白剤としては最も強力な作用を持っています。
肝斑の治療や炎症後色素沈着の予防・治療に効果があります。
ハイドロキノン単独で老人性色素斑を消失させる効果はありません。
当院ではレーザー治療後の色素沈着予防として使用しています。
日本では薬として認可されておらず、もっぱら美白化粧品の成分として配合されていますが、化粧品の含有量程度では美白剤としての効果に疑問があります。
医療機関では4~5%程度の濃度のものを使用していることが一般的です。
当院では5%濃度の軟膏を処方しています。
ハイドロキノンには少し刺激性があるので、人によっては軽いピリピリ感を感じることがあります。
分解されやすい薬なので、通常は冷蔵庫保存し2~3ヶ月くらいで使い切ります。
ハイドロキノンの副作用として最も問題になるのはかぶれです。
塗った部分に赤みや痒みを生じる場合は、使用を中止して下さい。
当クリニックでは、フォトフェイシャル(IPL)、トレチノイン、ハイドロキノンを用いています。 ..
肝斑や炎症後色素沈着に対して有効で、特に肝斑治療の第一選択薬になります。
本来は、抗炎症剤や止血剤として使用される薬ですが、トラネキサム酸を飲んでいると肝斑が改善する人が多いことがわかり、現在では肝斑の薬としても使用されています。
老人性色素斑に対する効果はありませんが、メラニン沈着を抑える効果と副作用の少なさから、レーザー治療や光線治療に際して治療前・後に併用するとレーザーによる色素沈着が抑えられ治療がスムーズになることが期待できます。
トラネキサム酸の効能に止血作用があるため副作用として血栓形成が心配されますが、すでに血栓ができている人において血栓が器質化する心配はあっても、新しい血栓ができやすくなることはありません。
トランサミンをシミに処方する場合は全て自費診療になります。
トラサミンは保険薬ですが肝斑やシミの治療としての保険適応はなく、またシミ治療は美容目的とされるため、保険を使ってトランサミンを処方することは健康保険の不正請求になります。(つまり保険でトランサミンを処方してくれる医療機関がけっして親切なわけではなく、私たちの保険料を騙し取る詐欺行為をしていることになります。)
トレチノインは保険が適用されず、自費での扱いとなります。 詳しくはお問い合わせください。 参考文献
トレチノインはターンオーバーを促し、皮膚の深い部分にある茶色いシミを押し出す作用があります。その部分にハイドロキノンを塗ることで、よりシミを薄くすることが期待できます。
日頃から自然なケアで、優しく肌を育てましょう。 #トレチノイン #ハイドロキノン ..
にきび痕、かぶれ、けが、やけどなど、皮膚が炎症を起こしたあとにできます。
一度できてしまったシミは自然に消えることはむずかしく、ケアをしないと年齢とともに濃くなり増えていくこともあります。
ハイドロキノン外用剤の料金は保険適用外(自費)です。 1本5g、1,980円(税込)で、購入時には診察が必要です。
肝斑治療や炎症後色素沈着(PIH)治療における第一の選択肢は薬治療です。
しかし、老人性色素斑やADM,そばかすなどでは薬治療単独でシミを消失させることは難しく、薬はレーザー治療や光線治療における補助的役割を果たします。
シミ治療に使用される薬の多くは、メラニン合成を抑える効果を期待するものであり、シミを除去できるわけではありません。
薬単独では消失できないシミであっても、薬によってシミがかえって悪化してしまうという事例はほとんどなく、色素沈着を起こしやすい肌質の人では薬治療の併用で治療効果が高まります。
当院でシミの治療に使用している薬の種類は下記の通りになります。