東大式トレチノイン療法(トレチノインナノエッグ) | ホームケア


トレチノインはビタミンAの誘導体で、表皮の深い層にあるメラニンを外にだしてしまう働きを利用して"シミ"をとっていきます。
さらに強い漂白剤であるハイドロキノンの働きで新しいメラニンを作らせなくしていきます。


▷東大式トレチノイン療法(トレチノイン・ハイドロキノン併用療法) ..

トレチノインの原理を良く理解し、御自分の肌の状態をみながら、状態にあわせて行うことが成功につながります。
最近ネット販売や、トレチノイン療法の詳細を理解しない医師が物販のように販売しているケースが見られます。
東大式では、シミの状態に合わせ、濃度も濃いものを使います。決してダウンタイムが無い治療法ではありません。必ず、治療開始1週間、後は指示に従い二週間に一度くらい来院してください。また、使用する物は必ず当院の指導をお守り下さい。

ご自宅でお使いいただける塗り薬による治療です。この治療はお肌の細胞を健康にするために欠かせない「トレチノインゲル(ビタミンA誘導体)」と漂白作用の高い「ハイドロキノン軟膏」を使用します。どちらも医療機関のみで処方できる医薬品で、化粧品の何倍もの有効成分を含んでいます。古い角質を取り除き、肌の再生を促進させてメラニンの排出をスムーズに行うトレチノインと、メラニン色素の生成を抑制するハイドロキノンを併用したこの治療は、シミやくすみ・ニキビや毛穴の開きなど、多岐にわたるお肌の治療において欠かせない治療法です。

これが東大式トレチノイン療法です。 治療期間. 治療期間は1クール約2ヶ月です。

トレチノイン・ハイドロキノンの原理をしっかりと理解し、肌状態や改善の目標レベルにあわせて治療を行うことがとても大切です。近年、個人輸入やネット販売によるトレチノイン・ハイドロキノンの使用が増えていますが、医師の診断なく、また、知識が乏しい状態での使用はお肌に悪影響を与える恐れがあります。当院は医師の診断のもと、適切に処方し、効果的な塗布法を指導します。

浸透力に優れ、従来のビタミンAの約50~100倍の生理活性作用があるとされるトレチノイン。
当院では肌への安全性や有効性を吟味し、その両方で信頼できると判断した東京大学附属病院式のトレチノインを採用しています。

使い方 その2 | 自己流東大式トレチノイン療法&クマ取り記録&いろいろ

そこで、今回はシミ等の治療に使われる代表的なお薬のトレチノインを解説いたします。。

トレチノインは表皮の深い層にあるメラニン色素を外に出してしまう働きを持っています。トレチノインは表皮の細胞を活発に増殖させるために、表皮の細胞はどんどん押し上げられていきます。言い換えれば、ターンオーバーを2週間程度に速める手段として、トレチノインを使うということです。そのときにメラニン色素を一緒に持ってあがっていき、2ないし4週間でメラニン色素を外に出してしまいます。

東大式トレチノイン治療も行っております。 ハイドロキノンとは? ハイドロキノン ..

ニキビは、皮脂腺の機能が亢進するとともに、毛穴の入口の角質が異常に厚くなり蓋をすることによって起こります。トレチノインは、皮脂腺の機能を低下させ、角質をはがす作用があるため、ニキビ治療に大変効果的です。にきびが十分に改善した後も、引続き治療をすることによって、ニキビ後の赤みも消えていきます。

トレチノイン(Tretinoin)はビタミンAであるレチノールの誘導体です。 オールトランスレチノイン酸とも呼ばれ、その生理活性はレチノールの約50~100倍ともいわれています。


ヤグレーザー&トレチノインによるシミ美肌治療 その3 ダウンタイム

トレチノインは、強力な作用のある薬剤のため、使用すると反応性の皮膚炎が起こります。皮膚が赤くなったり、ぽろぽろと角質が取れてきますが、これは、薬かぶれなどのアレルギー反応ではなく、むしろこうした反応が出ていれば、トレチノインの効果が出ていると考えられます。適度な範囲であればまったく心配ありません。

割と長い歴史があり、元祖が東大式であるトレチノイン療法。顔が赤く、皮 ..

しかし、市販で売られているレチノール含有の化粧水等は、医療機関で処方できるトレチノインの約100分の1の生理作用しかありません。そのため、市販品は保湿クリーム+α という位置づけとなっています。

機器を使った治療を希望しない場合は、東大式トレチノイン治療を選択することもできます。 ..

肌の角質をとるトレチノイン治療をしているときには、ハイドロキノンはしみるためヒリヒリしたり皮膚が赤くなったりすることがあります。刺激が強い場合は、トレチノインを一時休んで、ハイドロキノンだけを使用してください。痛みが強すぎる、血がにじんでくる、ひどくしみる、赤くなりすぎるなどの症状が出た場合は、トレチノインを中止して、診察をお受けください。(ハイドロキノンは、使用していて大丈夫です)

ビタミンAの誘導体であるトレチノインは、角質をはがして表皮の細胞を分裂、増殖させてメラニン色素を外に出させる. 働きを持っています。

こういった事から、市販でレチノールが含有されている商品を使用した場合、長期的に使用継続をする必要があり、効果効能も処方薬のトレチノインに比べ低いため、しっかりとした効果を出したいのであれば、医療機関でトレチノインを処方してもらうことをおすすめします。

また、シミや毛穴の黒ずみの治療にはハイドロキノンクリームを併用することを推奨しています(東大式トレチノイン療法)。 ..

トレチノインはしみ全般に有効ですが、真皮性のしみの治療には不十分です。トレチノイン治療と同時に他の必要な治療を受ける必要があります。 最初の診断で治療方法や期間、それに伴う費用などの概略もお示しすることが出来ます。

トレチノインはニキビやニキビ跡、しみ治療、しわ等の改善に効果が見込まれるお薬です。 ..

今回は、当院で行っているの外用治療についてお話ししたいと思います。
この治療法は、東京大学形成外科の吉村 浩太郎先生が考えられた治療です。
シミに対して治療段階を漂白段階(Bleaching phase)と治癒段階(healing phase)に分けています。
漂白段階(Bleaching phase)(4~6週)では、およびを併用します。
(※には表皮メラニンの排出促進効果、にはメラニン産生抑制効果があります。)
は皮膚炎を伴うため、色素斑のみに綿棒などで丁寧に外用します外用により多くのシミで開始後2、3日のうちにターンオーバー(お肌の生え替わり)の亢進による赤み、かさつきなどの皮膚炎症状を呈します。(皮膚炎の程度には個人差があります)
治療中は皮膚が乾燥(カサカサ)するので保湿クリームなどを適宜使用します。
色素が軽減あるいは消失した段階で治癒段階(healing phase)(4~6週)に移行します。トレチノインのみ使用を中止し、ハイドロキノンのみを外用します。

<の流れ>

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※漂白段階(Bleaching phase)(4~6週)、治癒段階(healing phase)(6~12週)
※これを1クールとして、治療効果に応じて1~3クール治療を繰り返します。

またには角栓を剥がし、毛孔からの内容物(毛穴のつまり、汚れ)を排出(除去)を促すとともに、皮脂の分泌を抑制する効果もあるので、にも効果的です。

※当院では、東京大学形成外科で使用されている、を使用しております。

<適応>
表在性のシミ(、※、、(そばかす))、、、皮膚のハリの改善

とは:
皮膚に炎症を起こした跡がしばらく色素沈着(シミのように茶色っぽく見える状態)が続いてしまう状態のことです。
やけど、擦り傷、強い日焼け後、湿疹、アトピー性皮膚炎、虫刺されなどの跡などに見られます。
肌のタイプ(肌質)により出現しやすい、しにくいという違いがあります。
通常1~3か月で自然に消えていきますが、中には色素沈着が消えるまでに約半年~1年かかる場合もあります。(時間がかかっても、待てば必ず消えます)
特にシミのレーザー治療の際には、高率にこの炎症後色素沈着が起こるので、治療する医師にとっては一番苦労する点なのです。
シミのレーザー治療をする上で、この炎症後色素沈着をいかに最小限に抑え、早く消すことが何より重要になってきます。
これらの炎症後色素沈着に対しては効果的に早く薄くすることができます。

また肝斑に対しても従来の内服に加え、この外用療法を併用して治療することで、より効果的に早く薄くすることができます。

シミといっても様々な種類が存在し、一種類ではなく何種類かのシミが混在(合併)していることも少なくありません。
治療方法もシミの種類によって異なってきます。(※中には悪性の皮膚癌と非常に見間違いやすい恐ろしいシミも存在します。)

<の一例>
※この写真の男性の患者様は、治療で来院されました。私の知人です。
(患者様のご厚意により許可を得て写真を掲載させていただいています。)
診断は、(頬のべったりとしたくすみ)+日光性(老人性)色素斑の合併です。(肌質は色黒で、日焼けすると黒くなりやすいタイプ)
治療は、いきなり日光性(老人性)色素斑に対してレーザー治療をすると炎症後色素沈着が非常に濃くなり、消えるのにかなり時間がかかるので、通常はまず肝斑に対して保存的治療(内服、外用)を数ヶ月した上で、レーザ治療を行います。
しかし、この患者様は非常に多忙な方で、当日レーザー治療を強く希望されましたので、炎症後色素沈着のことを十分ご説明させていただいた上でレーザー治療を行いました。
治療後2週間で日光性(老人性)色素斑は綺麗になりましたが、治療後約1ヶ月にはやはり強い炎症後色素沈着を認めました。
待てば必ず消えるシミですが、この色素沈着の状態(程度)だと半年~一年はかかります。早く薄くするために、<を開始しました。開始後3ヶ月程度でほとんど目立たない状態になってきました。(現在も治療中です)
は日本人の肌質の場合、程度の差はあれ誰でも起こる可能性があります。
特に肝斑を合併している場合には、この炎症後色素沈着が通常に比べて濃くなり、消えるまでにかなり時間がかかります。
当院ではまず肝斑の有無をしっかり診断し、肝斑を合併している場合には、まずあらかじめ内服や外用などを数ヶ月行って肝斑を有る程度薄くした上でレーザー治療や光(IPL)治療を行っています。これにより、治療後の炎症後色素沈着のリスクを最低限まで減らしながら効果的にシミを治療できます。
シミの種類、程度、肌質などしっかりと見極めた上で、治療を行うことが重要です。

※当院では、皮膚科専門医としての種類を適確に診断した上で、の種類に合った最適な治療(内服、外用、レーザー治療、光(IPL)治療など)を行っています。
また日常生活の注意事項などについてもしっかりご説明し、指導を行っています。
夏は強い紫外線によりお肌がダメージを受けやすい時期です。
この時期の美肌ケア(治療)はとても重要です。
※お肌のトラブルでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

東大式トレチノイン療法 : ryosaku_worldのblog

当院では、自治医科大学形成外科教授(前東大形成外科講師)吉村浩太郎先生のトレチノイン療法に従い治療を行っております。
簡単な治療法は当ホームページでも説明しておりますが、もあわせて御覧下さい。

トレチノインの効果と副作用、正しい使い方について | CLINIC FOR

シミ、しわ、ニキビ痕に高い効果の塗り薬です。
トレチノイン・ハイドロキノン療法はシミをとる方法のひとつで、特に新しい方法ではないのですが、テレビ取り上げられ、特に人気が高まっている治療法です。

また、トレチノインは光、熱による薬剤安定性が悪く、保存・保管方法に注意を要する。 b) ステロイドは使わない

しみの原因であるメラニン色素を作らせなくする漂白剤です。しみの治療としては、トレチノインでメラニン色素を外に押し出し、ハイドロキノンで新しいメラニン色素をつくるのを防ぐのが効果的です。ハイドロキノン単独でなく、トレチノインとの併用をお奨めします。市販されている、いわゆる美白化粧品は、このハイドロキノンに比べて成分の作用が非常に弱いものです。

ハイドロキノン(しみクリーム) | 大和駅前いなば皮膚科 旧名

トレチノインの皮膚に対する作用は以下のようなものがあります。

② 表皮の細胞をどんどん分裂・増殖させ、(約2週間で表皮が置き換えられます。)
③ 皮脂腺の働きを抑え、→
④ 真皮でもコラーゲンの分泌を高め、長期的には、をもたらします。
⑤ 表皮内でのヒアルロン酸などの粘液性物質の分泌を高め、

※肝斑の混在したシミなど、この方法では治療出来ない場合があります。

は、シミの塗り薬による治療方法がオススメです。一之江駅前ひまわり医院では、自費診療によるシミ治療について「ハイドロキノン」と「トレチノイン」を取り扱っております。