抗うつ薬の副作用として、太ることはあるか?ということです。診察室でよく聞かれますが、実際、現在よく使われる抗うつ薬ではほとんど太りません。


リチウムは、気分の波を穏やかにする効果があります。躁状態だけでなく、うつ状態にも効果を発揮し、さらに、気分の波を繰り返すことを予防する効果も期待できます。


レクサプロ錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

は三環系の副作用を軽減したものですが、ルジオミールの方が太りやすい傾向があります。

エスシタロプラムシュウ酸塩は選択的にセロトニン5-HT再取り込みを阻害する薬剤であるため、投与初期に消化管の5-HT受容体を刺激して消化管運動が低下することにより嘔気・嘔吐、下痢などの消化器症状が起こると考えられています。服用前に遺伝子型EM群(CYP2C19活性)を確認することは困難であり、心電図検査が実施されなければQT延長のような副作用を発見することはできません。製造販売後調査の情報を注視するとともに、服用が選択された場合には原因不明の突然死等を発生させない注意深い監視が不可欠です。

レクサプロ錠10mg(一般名:エスシタロプラムシュウ酸塩錠)の効能・副作用 ..

今回はうつ病で使用する抗うつ薬の副作用について説明をしてゆきたいと思います。

最近は、精神科・心療内科で使用する薬剤の副作用について、疾患別に説明をさせていただいております。しばらくはこのシリーズでブログ作成を続けてゆきたいと思います。

レクサプロは体重増加の副作用がありますか?2020/07/02

抗うつ薬の副作用を気にされる方が多いので、そのことについて記載したいと思います。

副作用としては、傾眠、悪心、嘔吐、睡眠障害、不眠、錯乱状態、悪夢、易怒性(怒りっぽくなる)があります。

レクサプロは、代謝が落ちるために太りやすくなる傾向になります。レクサプロは、どちらかというと太る ..

薬の効果や副作用には個人差があるため、一人ひとりの症状や状態、体質などに合わせて、最適な薬の種類や量が選択されます。

*副作用は飲み始め、容量変更時、急な中断などのタイミングが特に注意が必要です。お薬が開始となった際、上記の時期は気を付けていただき、何か変化や心配な点がある場合は遠慮なくご質問ください。


薬のせいにしたいだけでは?と思われる方もいるかと思いますが、太るなどの副作用は多いようです。

しかし、先述の通り体重増加はSSRIの副作用を疑うよりも、薬が効いて食欲が回復してきた可能性を考える方が妥当です。
病気の性質上、こうした回復傾向に対して自覚がないことも多々ありますが、「実際に体重増加として現れるくらい、薬の効果があった」と受け取ることをお勧めします。

抗うつ薬の種類・効果効能・副作用の解説 | 国分寺 精神科 心療内科

抗精神病薬は、気分安定薬と同様に、躁状態を抑えたり、再発を予防したりする効果があります。特に、激しい興奮や衝動的な行動を伴う重い躁状態に対しては、即効性が期待できるため、緊急時の治療薬としても用いられます。

(パキシル錠など)、エスシタロプラムシュウ酸塩(レクサプロ ..

抗精神病薬には、たくさんの種類があり、それぞれに特徴があります。例えば、「オランザピン」は、躁状態にもうつ状態にも効果があり、気分安定薬と併用されることが多い薬です。「アリピプラゾール」は、躁状態に効果的という特徴があります。「クエチアピン」は、躁状態とうつ状態の両方に効果があり、副作用が比較的出にくい薬です。

[PDF] 睡眠薬や抗不安薬を飲んでいる方に ご注意いただきたいこと

(参考)アクチベーションの好発時期は服用開始後2週間以内あるいは増量時で、アメリカ食品医薬品局・FDAでは次の11の症状をあげている。(日本うつ病学会「SSRI/SNRI」を中心とした抗うつ薬適正使用に関する提言」:不安、焦燥、パニック発作、不眠、易刺激性、敵意、攻撃性、衝動性、アカシジア、軽躁、躁)

レクサプロという抗うつ薬を飲み始めて3年が経とうとしている ..

パロキセチンの添付文書では、重大な副作用として、SIADHがおもに高齢者において現れることがあるとの記載があり、原因は不明とされています。初期症状として、浮腫のない急な体重増加、全身倦怠感、頭痛、吐き気、眩暈、傾眠などがあげられていますが、多くの場合は自覚症状がなく、検査値の異常から発見されます。発症しやすい時期は2日目~1ヶ月です。この症例は高齢であるため、少量から投与されていましたが、副作用が起きています。異常が生じた場合には、血清ナトリウム値の検査が必要です。また、原因と考えられる薬剤を直ちに中止することも大切です。(民医連新聞2009年8月3日)

キーワード「レクサプロ」の記事一覧. 薬剤師が語る「レクサプロは太る」は考えにくい2つの根拠. こころ78690views. 件.

18.1作用機序
エスシタロプラムは選択的なセロトニン(5‐HT)再取り込み阻害作用を示し、脳内での細胞外5‐HT濃度を持続的に上昇させることにより5‐HT神経系を賦活化し抗うつ作用を示すと考えられる。
18.2抗うつ作用
18.2.1マウス強制水泳試験において無動時間を短縮した。
18.2.2ラット慢性緩和ストレスモデルにおいて、ストレス負荷により減少したショ糖溶液摂取量をストレス非負荷動物と同程度に回復させた。
18.2.3ラット社会的ストレスモデルにおいて、居住ラットの侵入ラットに対する攻撃行動を単回投与では減少させ、逆に反復投与では増加させた。
18.3セロトニン再取り込み阻害作用
18.3.1ラット脳シナプトソームを用いたinvitro実験において5‐HT取り込みを阻害し(50%抑制濃度は2.1nmol/L)、invivoにおいてもラット前頭皮質中の細胞外5‐HT濃度を上昇させた。
18.3.2ヒトモノアミントランスポータ発現細胞において、エスシタロプラムの5‐HTトランスポータに対する選択性(結合親和性定数の比率)はノルアドレナリントランスポータ及びドパミントランスポータと比較して各々7100倍及び24000倍であった(invitro)。
18.3.3脳内5‐HT神経系の賦活化により惹起されるマウスの行動変化を増強したが、ノルアドレナリン神経系及びドパミン神経系の賦活化により惹起される行動変化には影響を及ぼさなかった。
18.3.4ヒト及び各種動物由来の受容体、イオンチャネル及びトランスポータ(計144種類)を用いた実験において、エスシタロプラムは高濃度でσ1受容体に対する結合性が認められたが、その他の各種神経伝達物質の受容体に対してほとんど結合性を示さなかった(invitro)。

レクサプロを服用している2年余りの間に6キロの体重増加がありました。レクサプロ服用の必要がなくなった…

レクサプロでよくある副作用や気にされる方が多い副作用について、症状ごとに対策をお伝えしていきます。

レクサプロで痩せる3つのケース | 医者と学ぶ「心と体のサプリ」

ただでさえ病気によって辛い状態の中、謎の体重増加が起こった場合、薬の副作用を疑って薬を敬遠したくなることに無理はありません。

効果まで2-4週。初期の副作用と離脱症状に注意。不安・抑うつへの効果を期待します。 動画:エスシタロプラム

抗てんかん薬にもいくつか種類があり、それぞれ特徴が異なります。例えば、「バルプロ酸」は、躁状態の治療薬として保険適用となっており、躁状態とうつ状態が交互に現れるような場合にも効果があります。「カルバマゼピン」も躁状態の治療薬として保険適用となっており、特に、躁状態とうつ状態が短期間で繰り返す場合に効果が期待できます。「ラモトリギン」は、うつ状態の予防効果が高いとされています。

体重変化の目安として頂けると幸いです。 太る薬・痩せる薬の一覧

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.重大な副作用
11.1.1.痙攣(0.1%)〔9.1.7参照〕。
11.1.2.抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明):低ナトリウム血症、頭痛、集中力欠如、記憶障害、錯乱、幻覚、痙攣、失神等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。
11.1.3.セロトニン症候群(頻度不明):不安、焦燥、興奮、振戦、ミオクローヌス、高熱等のセロトニン症候群があらわれることがあり、セロトニン作用薬との併用時に発現する可能性が高くなるため、特に注意すること(異常が認められた場合には投与を中止し、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと)〔2.2、10.1、10.2参照〕。
11.1.4.QT延長(頻度不明)、心室頻拍(torsadedepointesを含む)(頻度不明)〔2.3、2.4、7.2、8.7、9.1.1、10.1、10.2参照〕。
11.2.その他の副作用
1).全身症状:(5%以上)倦怠感、(1~5%未満)異常感、(1%未満)無力症、浮腫、熱感、発熱、悪寒、疲労、体重増加、体重減少。
2).過敏症:(1%未満)発疹、湿疹、蕁麻疹、そう痒、(頻度不明)アナフィラキシー反応、血管浮腫。
3).精神神経系:(5%以上)傾眠(22.6%)、浮動性めまい、頭痛、(1~5%未満)あくび、不眠症、体位性めまい、感覚鈍麻、易刺激性(いらいら感、焦燥)、(1%未満)アカシジア、睡眠障害、異常夢(悪夢を含む)、激越、不安、錯乱状態、躁病、落ち着きのなさ、錯感覚(ピリピリ感等)、振戦、リビドー減退、歯ぎしり、(頻度不明)パニック発作、精神運動不穏、失神、幻覚、神経過敏、離人症、ジスキネジー、運動障害、無オルガズム症。
4).消化器:(5%以上)悪心(20.7%)、口渇、(1~5%未満)腹部不快感、下痢、食欲減退、腹痛、嘔吐、便秘、(1%未満)腹部膨満、胃炎、食欲亢進、消化不良。
5).循環器:(1~5%未満)動悸、(1%未満)起立性低血圧、QT延長、(頻度不明)頻脈、徐脈。
6).血液:(1%未満)赤血球減少、ヘマトクリット減少、ヘモグロビン減少、白血球増加、血小板増加、血小板減少、鼻出血、(頻度不明)出血傾向(斑状出血、消化管出血等)。
7).肝臓:(1~5%未満)AST上昇・ALT上昇・Al-P上昇・γ-GTP上昇・ビリルビン上昇等の肝機能検査値異常、(頻度不明)肝炎。
8).筋骨格系:(1%未満)関節痛、筋肉痛、肩こり、こわばり。
9).泌尿器・生殖器:(1~5%未満)排尿困難、尿蛋白陽性、射精障害、(1%未満)頻尿、尿閉、不正出血、勃起不全、射精遅延、(頻度不明)持続勃起症、月経過多。
10).その他:(1~5%未満)回転性めまい、耳鳴、多汗症、(1%未満)副鼻腔炎、味覚異常、脱毛、コレステロール上昇、血中ナトリウム低下、乳汁漏出、胸部不快感、寝汗、羞明、霧視、過換気、尿糖陽性、(頻度不明)視覚異常、散瞳、高プロラクチン血症。

抗うつ薬で20kg激太り!/レクサプロとレメロン(リフレックス)の威力

レクサプロは、セロトニン2A受容体を刺激します。これによって深い睡眠が妨げられてしまって、睡眠が浅くなってしまいます。

エスシタロプラム)の効果や副作用について | 水戸メンタルクリニック

体内におけるセロトニン作用の増強に関連する副作用リスクについてあらためて注意を喚起します。全日本民医連の副作用モニターでも31件が報告されています。そのほとんどは、吐気・むかつきなどの消化器系への影響と眠気などの中枢神経症状です。うつ病での国内治験の副作用では、吐気は12~20%、傾眠は13~24%となっています。