一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg
イソトレチノイン治療後の再発率は、投与された累積用量によっても大きく異なります。累積用量とは、体重1kgあたりに投与されたイソトレチノインの総量のことです。
一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 20mg
イソトレチノインの副作用については、「でも詳しく解説しています。こちらも参考にご覧ください。
研究によると、累積用量120mg/kg以上で治療を完了した患者の約73%が、1年後も新たなニキビが発生しなかったと報告されています。[2]
一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg
一方、累積用量が不足していた場合では、約半数の患者に再発が見られたことが確認されました。イソトレチノインは、医師と相談しながら適切な用量を使用することが重要です。
※写真は同じ人物です。症状がわかりやすいように拡大写真を複数掲載しています。
これは、文献上のイソトレチノインの有効率・改善率と大きく変わりません。
トレチノイン(オールトランスレチノイン酸)とはビタミンA(レチノール)の誘導体で、生理活性はビタミンAの約50-100倍であり、ビタミンA類の体内での生理活性の本体そのものです。このレチノイン酸は、誰でも血液中にごく微量流れているものですから、抗原抗体反応を起こしたり、アレルギー反応を起こすことはありません。
トレチノインは米国では、、小じわの治療医薬品として、FDA(日本の厚労省に当たるところ)に認可されており、非常に多くの患者の皆様に皮膚の若返り薬として使用されています。アメリカでは、ニキビ治療の第一選択薬になっているほどです。
個数が少ない場合はラジオ波メスでの除去を推奨します。ただ数が20個超など多い場合には取りきるのが難しく、また除去してもすぐに新しい脂腺増殖症ができて外科的な除去が困難な場合があります。その際にはイソトレチノインを内服することで、脂腺増殖性を小さく、もしくは消失させることが可能です。しかし、イソトレチノイン内服をやめたときに再発する可能性があります。
イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?
※写真は同じ人物です。症状がわかりやすいように拡大写真を複数掲載しています。
抗菌薬(抗生物質)は、炎症性ニキビの治療に効果が期待できる薬です。ただし、長期的に使用する場合は、アクネ菌が耐性を持つリスクがあります。
イソトレチノインには、以下のような注意すべき副作用があります。
イソトレチノインは10mg~50mgと、1日量をかなり調整できる薬です。1日量が多ければそれだけ服用期間は短縮させられますが、副作用もその分起こりやすくなります。
イソトレチノイン診療を受ける場合に、薬代以外の費用はかかりますか?
写真はひたいの3ミリほどの黄色いできもの、脂腺増殖症を当院でイソトレチノイン内服を開始してから6か月後の症例。完全に消失して平坦になっているのがわかります。写真では1箇所だけを拡大して見せていますが、ほかの多発していた脂腺増殖症も消えました。
ニキビが改善してからも、再発を防ぐために治療を継続する必要があります。
鼻の黒ずみでお悩みだった20代女性の患者様。酒さによるぼつぼつも気になっていたのでイソトレチノインで治療を開始したところ、1ヶ月後には酒さのぼつぼつは消え、毛穴の黒ずみもほぼ消失しました。他にも肌質がツルッとして改善したりと鼻の黒ずみ以外にも全般的な効果が早い段階で出ました。
内服開始後1週間では逆に赤いぼつぼつが増えてしまい心配でしたが一過性で、1ヶ月続けてもらったところいい結果が出ました。
イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。
再発が繰り返される場合は、イソトレチノインが有力な選択肢となります。イソトレチノインは抗生物質ではないため、耐性のリスクがない点において優れているといえるでしょう。
イソトレチノインによるニキビ治療と、とによるスキンケアを行いました。
イソトレチノインには、重大な副作用が報告されています。特に注意すべき副作用は、胎児の催奇形性と皮膚や粘膜の乾燥です。海外では40年以上使用されており、正しい使用方法で服用すれば重症ニキビや毛穴に非常に効果の高い薬です。
イソトレチノイン治療と併せて、サリチル酸マクロゴールピーリングを開始しました。
②12歳以下の方
イソトレチノインは骨の成長障害を起こし、身長がしっかり伸びきらない可能性が指摘されているためです。さほど沢山の症例があるわけではないのですが、身長が伸び切ってから飲む方が安全だと考えられています。
12歳以下は絶対ダメ、13歳〜18 歳ぐらいは要相談、18歳以上だったら問題ない、と考えています。
20代男性、イソトレチノイン投与開始から6ヶ月後の症例です。
ビタミン剤は皮膚の健康維持に役立つものの、ニキビ治療のメインではありません。ただし、一部の研究ではビタミンEとの併用でイソトレチノインの副作用を軽減する効果が報告されています。[5]
当院では、次のイソトレチノイン内服治療薬を取り扱っています。
皮膚の状態や副作用の有無を診察して、ニキビの改善が乏しい場合には増量していきます。推奨用量は0.5mg~1.0mg/kg/日で、極量は2mg/kg/日です 13。
「アクネトレント®」は、イタリアの で製造されたイソトレチノイン内服治療薬です。
イソトレチノインの副作用は多岐に渡りますが、代表的なものは皮膚の乾燥と、口、鼻、眼の粘膜の乾燥です。この副作用はほぼ100%の患者さんに起こります。乾燥によって皮膚炎、口角炎、口唇炎、鼻出血、ドライアイなどが起こる可能性があります。
・以下の方は、イソトレチノインの治療は避けていただいています。
イソトレチノインの適切な服用量と使用法を患者に指示せず、副作用も適切に管理していないクリニックがあります。そういった場合、有効率が低くなり、再発率も高くなります。適切な用量と治療期間を守ることが大切です。
ニキビ治療 (イソトレチノイン)– Acne Treatment Isotretinoin
(重要!!)トレチノイン治療中は必ず医師の指示どおりに通院して(通常は月に最低2回)診察を受けてください。“薬さえもらえば自宅で簡単に塗るだけで治る”治療ではありません。
イソトレチノイン(自費ニキビ治療) | 渋谷スクランブル皮膚科
イソトレチノインによる治療は、医師の指導を受けながら続けることが重要です。
大村市にある上田皮ふ科で扱うイソトレチノインは、ニキビ治療の切り札と言われており、重症のニキビに対する最適な治療法とされています。
前院を含めると16年以上、延べ1万5000人以上の患者にイソトレチノイン治療を行っています。肌のクリニックは、皮膚科で改善しない重症ニキビ患者さんを中心に、古くから多くの症例を経験しているニキビ治療専門の皮膚科ですので、安心してご相談ください。
isotretinoinイソトレチノイン (ロアキュタン)とは ..
渋谷駅前おおしま皮膚科では、皮膚科専門医が患者さま一人ひとりの症状に合わせた処方を提案しています。当院では初回の診察時にニキビの状態を詳しく評価し、治療計画を作成します。
イソトレチノインはビタミンA( レチノール)の活性型(レチノイン酸)のイソ体(光学異性体の1つ)を抽出したものです。 ..
イソトレチノインの治療期間は、一般的に約4〜6カ月です。ただし、ニキビの重症度や患者の体重によって異なる場合があります。治療の流れは、以下のとおりです。
イソトレチノイン(ロアキュタン)でニキビ治療|クリニーク福岡天神
また、イソトレチノイン服用前後と3カ月後に採血検査を行っています。万一副作用が見られた場合でも、迅速に対応できる体制が整っているため、患者さまに安心して治療を受けていただけることも当院の特徴です。
トレチノイン療法は、しみやニキビ跡の気になる部分に、トレチノインというクリームを塗布していただく治療です。
最近の研究では長期に内服を行うことで再発リスクを低下できる可能性が報告されており28、当院では中~高用量のイソトレチノインでニキビが改善した後に、イソトレチノインを低用量で維持する治療も行っています。