トレチノインの作用よりは弱いものの、レチノールにもシワ改善作用があります。
<使用方法>
当院ではトレチノイン・ハイドロキノンは基本1日1回、夜(入浴後もしくは就寝前)に使用します。
・朝のスキンケア
日焼け止めもしくはUVカット入りの化粧品を顔全体にむらなく塗ります。
塗布後、コンシーラーやファンデーションを使用して、通常通りお化粧をすることが可能です。
トレチノインとハイドロキノン()を併用し、か月経過した頃の写真です。
<注意点>
トレチノインを開始して3~4日ほどで皮膚が赤くなったり、皮膚角質がポロポロとむけていくといったが起こります。
これは薬品が効いている目安となりますので、あまり心配する必要はありません。
また、一時的に皮膚の刺激過敏が起こる場合もあり、あまりに過敏症状が強い時は医師に相談するようしてください。
目の下のクマ、顔のシワ・たるみ治療専門 | 二子玉川美容外科クリニック
トレチノインによる、しわ・たるみの治療-参考文献_美容医学への扉
しみは表皮の中でも1番深い層にメラニン色素が沈着してしまうことによって発生します。
深い層まで有効な成分を届けるということは非常に難しいですし、通常の美白系化粧品にはシミの原因となるメラニン色素の増殖を抑制する成分は含まれていても、既に沈着しているものを取り除くような成分は含まれていません。
そのため対策が難しいとされていたのですが、トレチノインを活用することで、深い層にあるメラニン色素を体外に排出して改善を促すことができるのです。
さらにトレチノインにはくすみや日焼けの跡、そばかすや毛穴の開きを改善したり皮脂分泌を抑制してニキビを改善するなどの効果もあります。様々なお肌のトラブルに総合的に働きかけられますので、美肌を目指したいという方に非常におすすめといえます。
トレチノイン | 前田メディカルクリニック | 栃木県小山市の美容皮膚科
先日「自宅で出来るたるみのセルフケアはありますか?」と患者様から質問を受け、たるみ予防の塗り薬であるビタミンA誘導体のトレチノイン軟膏を、このブログでご紹介させていただきましたところ、もう少し詳細をお聞きしたいという患者様が多かったため、ご紹介させていただこうと思います。
たるみ予防として謳われている外部医薬品の化粧品や塗り薬にはビタミンAが用いられていることが多いです。当院では、その効果効能をしっかり出すために、比較的反応の強いビタミンAの誘導体トレチノインを用いた軟膏を院内で調合し処方しています。
トレチノイン | 福岡博多の皮膚科専門医によるしわ、たるみ専門ページ
トレチノインはしみ全般に有効ですが、真皮性のしみの治療には不十分です。トレチノイン治療と同時に他の必要な治療を受ける必要があります。 最初の診断で治療方法や期間、それに伴う費用などの概略もお示しすることが出来ます。
バリア機能が壊れていたりして皮膚が敏感になっている方は、使い始めて数日後からトレチノインの反応(ヒリヒリ感や赤み)が強く出ることがあります。そのような反応が出てきた時はしばらく塗るのをお休みしながら続けていくと、ビタミンAの効果によって皮膚が健康になり、肌がより綺麗になっていきます。
しわクリーム(0.05%CD-トレチノイン)(春日野道・皮膚科)
レチノールは体内でトレチノインへ変換されて効果を発揮することが報告されています3。つまり、トレチノインは体内での生理活性の主役であるため、レチノールよりも効果が大きくなります。
トレチノインを塗るとお肌が若返る?! | まゆりなclinic名古屋栄
実際に0.25%、0.5%、および1.0%のレチノールと、その1/10濃度のトレチノインを比較したランダム化二重盲検試驗では、シワ、肌の色調、色素沈着、触覚の滑らかさ等において、有効性に有意差はなかったことが報告されています4。
様々なお肌のトラブルに総合的に働きかけられますので、美肌を目指したいという方に非常におすすめといえます。 関連ページ
また、トレチノインを長期間外用すると表皮、真皮を厚くする作用があり、ヒアルロン酸やコラーゲン産生を促進し、真皮血管の新生により肌の若返りも果たすため、小ジワの治療にも使用されます。
トレチノイン(レチノイン酸); レチノールとトレチノインの違い ..
今回は、美白・美肌の両方の効果が期待できるトレチノインの効果について、お伝えします。
ハリや弾力に満ち、若々しく透明感がある。
そんなお肌を目指したい方は、ぜひご覧ください!
たるみ取り · 陥没乳頭 · 乳輪のブツブツ · 乳輪・乳頭の黒ずみ · ヘソ形成 · しみ・あざ ..
トレチノインをナノカプセル化することによって、従来のトレチノインよりも皮膚透過性や安定性が向上しました。
トレチノインナノカプセルは、水にも油にも溶ける両親媒性の性質を持っているため、皮膚バリアを担っている細胞内脂質を透過することができ、塗布により皮膚内へ浸透させることができます。
そのため、皮膚内に吸収されやすくなり、シミの排出・シワ対策に有用です。また、トレチノインナノカプセルは、皮膚内で少しずつ放出されるため、赤みやヒリヒリなどの副反応の軽減もみられます。
さらに、トレチノインの安定化技術により、常温保存も可能です。
処方(内服・外用薬) | skin care clinic 美のかほり/シミ・シワ・たるみ治療/新橋・汐留 ..
皮膚科で色素沈着やシワに処方されるトレチノイン濃度は0.025%~0.2%です。この研究を元にすれば、レチノール濃度ではその10倍の0.25%~2%が同等の目安になりますが、デイリースキンケアで使用する場合、当院では0.04%~0.1%の低濃度レチノールから開始して、0.5%程度までを推奨しています。
当院で使用しているトレチノイン(トレチノインナノエッグ)について.
ですから、このクリームは強力な美白剤となります。市販の美白製品では、アルブチン、コウジ酸、プラセンタエキスなどを配合した化粧品や医薬部外品が多数ありますが、成分の作用がハイドロキノンに比べて非常に弱い(100分の1程度)ため、市販されている濃度では実際の効果は全く期待できません。強い薬はいいことばかりではありません。特にトレチノイン治療のように角質を取る治療をしているときには、ハイドロキノンはしみるためヒリヒリすることがあります。刺激が強い場合は、このハイドロキノンを一時中止するのではなく、トレチノインの方を一時お休みしますが、必ず医師の指導をお守り下さい。
当院のトレチノインはCDトレチノインという、赤みやかゆみ、皮剥 ..
当院では、しみの治療として、トレチノイン・ハイドロキノン療法を行っています。
できてしまったメラニンを追い出す作用のトレチノインの上に、メラニンの新生を抑制するハイドロキノンを重ね塗りし、メラニンの塊であるシミを取り除いて薄くする治療です。トレチノイン治療薬は単体だと、ニキビやシワやタルミの改善などに使用されますが、ハイドロキノンと併用することで、美白効果が高まります。
【効果のあるシミ】 皮膚の浅い部分(基底層から表皮)にメラニン色素が異常増殖・色素沈着している以下のようなシミに効果を発揮します。(太田母斑や真皮性のシミには効きません) 肝斑 褐色のシミで、額や頬、眼や口のまわりに左右対称に現れます。 雀卵斑(そばかす)
両頬や鼻の上に褐色の小さな斑点がたくさん散在するタイプのシミです。 炎症後色素沈着 ニキビ跡の色素沈着やアトピー性皮膚炎患者の色素沈着の改善にも有効です。 日光黒子(老人性色素斑)
主に中年以降の人の顔や手の甲、前腕など日光に長時間当たる部位によく発生します。 【治療の流れ】①まずは、診療時間内に受診してください。医師がシミの診察を行い、適切な治療を選択します。
↓②本治療の適応と判断されたら、ハイドロキノンクリーム、トレチノインクリームを濃度を選んで処方します。
↓③ご自宅で、気になるシミに1日1~2回、クリームを塗布していただきます。治療は2~6週間ほど継続します。途中、肌が赤くかさかさする現象が現れ、次第にシミが薄くなってきます。
【治療を受けられない方】妊娠中、授乳中の方
【料金について】
【もっと詳しく】トレチノインとは?
トレチノインとはレチノールやレチナールと同じくビタミンAの誘導体で、ビタミンAの活性本体です。生理作用はレチノールの100倍もあり、ニキビ、しみ、しわ、そばかすなどに有効です。米国ではまず、難治性ニキビの治療薬として認知されました。その後、シミやシワなどの紫外線による皮膚の老化にも効果が認められることがわかり、現在までに多くの患者さんに皮膚の若返り治療薬として使用されています。 トレチノインの皮膚に対する作用
① 角質をはがす② 表皮の細胞分裂を促進し、皮膚の再生を促す
③ 皮脂腺の働きを抑え、皮脂の分泌を抑える④ 真皮のコラーゲンの生成を促し、タルミや小ジワを改善する
⑤ 表皮内でヒアルロン酸などの分泌を高め、皮膚をみずみずしく保つ お肌に塗布することで、古くなった角質をはがし、表皮の細胞分裂を急速に早めて新しい皮膚を再生します。その際、表皮の底に沈着したシミの原因(メラニン色素)までもぐんぐん浮き上がらせてはがすだけでなく、ハリや潤いのもととなる真皮層のコラーゲンやエラスチン線維を刺激するので、生成が高まり短期間でしみやシワの目立たない弾力のあるみずみずしい素肌へと生まれ変わらせるのが特徴です。
ハイドロキノンとは? ハイドロキノンとは、しみの原因となるメラニン色素をつくる細胞(メラノサイト)の数を少なくする美白剤です。数年前から市販の化粧品へのハイドロキノン配合ができるようになり、ハイドロキノン配合の化粧品が発売されるようになりましたが、市販化粧品に許可されているハイドロキノン(医薬部外品)の濃度は低く、効果的なしみ治療は期待できません。また、知識のないまま使用することによりお肌に悪影響を与える恐れもあります。
しわのお悩みすぐに解決☆穏やかな表情になります。 しわ・たるみの治療について.
美白剤の代表といわれている塗り薬です。
シミの色素の元になっているメラニンの生成を抑制することによりシミに適応し、またシミの予防対策としても有用です。
トレチノインとの併用もおすすめしています。
当院のハイドロキノンは、刺激の少ないものを使用しており、さらにビタミンA・C・Eと抗酸化成分のフラーレンを配合しているので、さらっとしたクリームタイプで使いやすくなっています。
トレチノインについて知っておきたいこと!シミやシワとの関係は?
トレチノインはハイドロキノンとの併用をおすすめしています。シミやニキビ痕の色素沈着などにより有用です。
ライムライトやアキュチップの治療の前や、治療後の色素沈着にも有用なのでおすすめしています。
たるみや小ジワが改善する・老廃物が排出されやすくなり、ニキビが改善する・余分な皮脂の分泌を抑える
トレチノインは線維芽細胞の働きを活発にし、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の分泌を促進することで、たるみの改善に導きます。
CDトレチノイン・ハイドロキノン・ビタミンCコンビネーション治療
市販のものでは、酸素や光に極力触れないようなエアレス容器を採用したり、医薬品では、solid lipid nanoparticles (固体脂質ナノ粒子、脂質と界面活性剤によって粒子の内側にトレチノインを内包し界面活性剤で安定化させて分散したもの)や、リポソーム化によって安定化させる研究がされています5 6。