一部のカルシウム拮抗薬は、グレープフルーツと一緒に摂取すると、
腎臓に存在するタンパク質「SGLT2」は、人体に必要な糖が尿に排出されないように働きます。フォシーガに含まれる有効成分は、SGLT2の働きを抑制して糖を尿中に出しやすくし、血糖値を下げる役割をもっているのが特徴です。
フォシーガ錠10mg(小野薬品工業株式会社)の基本情報・副作用
フォシーガは、有効成分「ダパグリフロジン」を配合している糖尿病治療薬で、SGLT2阻害薬に分類されています。
なおフォシーガは、2型・1型糖尿病や慢性心臓病、慢性腎臓病への効能、効果が認められている医薬品です。
Q2 グレープフルーツジュースを避けるべきくすりがあるそうですが
SGLT2阻害薬は、日本では2014年に初めて発売され、糖尿病の新しい治療薬として注目されました。SGLT2阻害薬は、体内に不要な糖のみを排出し、体の維持に必要な糖は残してくれます。SGLT2阻害薬を単独で使用する場合、比較的低血糖状態に陥りにくい点が特徴です。
フォシーガは、尿中に糖を排泄するSGLT2阻害薬の一種です。近年ではダイエットにも効果が期待できるといわれ、注目されています。このコラムでは、フォシーガに期待できる効果や正しい飲み方をご紹介。知っておきたい副作用や併用、フォシーガの購入方法、ダイエットに使う際の注意点なども解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
・SGLT2阻害薬 [スーグラ®、フォシーガ®、ルセフィ ®、デベルザ®、.
フォシーガは、有効成分の配合量により5mgと10mgの2種類に分けられます。基本的に、2型・1型糖尿病の治療に使用する場合は5mgから服用を開始。効果が不十分のときは10mgへの増量が検討されます。
フォシーガの有効成分の働きによって、余分な糖の排出を促すことで、上がった血糖値を下げます。尿量も増加することから、体重減少にも効果が期待できると考えられています。
薬物相互作用検索ツール | ゾコーバ | 塩野義製薬 医療関係者向け情報
ほとんどの場合、グレープフルーツジュースに関した相互作用については発売時に判断されています。薬剤に関してグレープフルーツジュースに関して特別な指導がなかった場合にでも、相互作用について心配であれば服薬中の薬剤が関係しているかどうかは薬剤師さんに確認することはできます。
しかし、相互作用の可能性があるだけで「グレープフルーツジュースなどを厳禁扱い」するわけにはいきません。実際の薬剤の濃度変動から発生する効果の変動や出現する症状は薬剤ごとに異なります。また、実際の変動があっても、症状出現までの濃度差が大きい場合や他の薬剤の分解機構の影響が高い場合などは、問題となることが少ないからです。もともとこの作用も個人差があります。逆に高齢者では変動の影響を受けやすい可能性もあります。
フォシーガの有効成分「ダパグリフロジン」の血中濃度は、服用後1時間で最大値に達します。その後、作用が穏やかな時間が8〜12時間ほど続き、効果は24時間持続するといわれています。
場合があります。 ⼀部の免疫抑制剤や降圧剤、⾼脂⾎症治療薬、抗がん剤など、様々な
フォシーガは、あくまでもダイエットの補助的な医薬品です。尿に糖を排泄する働きがある薬であり、服用するだけで必ず痩せるわけではありません。
第34話 グレープフルーツと薬について | くすりの話 | 磐田市立総合病院
メトホルミン、リベルサスともに糖尿病治療薬であるため、併用によって低血糖のリスクがあるので避けたほうが安心でしょう。副作用のリスクを下げるために、フォシーガとメトホルミン、リベルサスを併用する前に、必ず医師に相談してください。
6. グレープフルーツジュースを飲んでしまったらどうすればいいですか?
メトホルミンは「ビグアナイド系薬剤」、リベルサスは「GLP-1受容体作動薬」に分類されている糖尿病治療薬です。
腎機能障害のある患者においては経過を十分に観察してください。
糖尿病治療薬との併用は、低血糖のリスクを高める可能性があります。利尿薬と併用すると、脱水のリスクを高める可能性が。脱水状態に陥らないよう、こまめな水分補給が重要です。
近畿エリア
フォシーガは、日本国内では糖尿病や慢性心不全、慢性腎不全の治療薬として承認されています。ダイエット目的としては適応外であり、自由診療です。医療機関で処方されたとしても、費用は全額自己負担する必要があります。
月曜日~金曜日(祝日除く)午前9時~午後5時30分
上記にあげた薬を服用している場合は、フォシーガの副作用のリスクが高くなったり、期待できる効果が弱くなったりする可能性があります。そのため、フォシーガとの併用には注意が必要です。
▼糖尿病について知りたい方はこちら
重症ケトーシスや糖尿病性昏睡など糖尿病が原因で昏睡したことがある方は、基本的にフォシーガを服用できません。副作用などのリスクが高いため、医師の判断が必要です。
精神・神経領域
フォシーガを長期投与して副作用のリスクが上昇したという研究はありません。
近畿エリア
※a:1型糖尿病・2型糖尿病の治療に使う場合
※b:慢性心不全の治療に使う場合
※c:慢性腎臓病の治療に使う場合
フォシーガは、SGLT-2阻害薬という糖尿病の薬の一種です。
フォシーガの服用により尿中の糖が増えると、陰部や尿路などに糖がつきやすくなります。陰部などに付着した糖を放置すると、雑菌が繁殖して感染症の原因となることも。性器感染や尿路感染に十分注意して、陰部を清潔に保つことが重要です。
腎臓内科 糖尿病内科 生活習慣病
フォシーガは医薬品であるため、サプリメントや健康食品に比べると副作用のリスクも高めです。フォシーガを適切に使用するために、副作用や禁忌(使ってはいけない条件)などを理解しておく必要があります。
グレープフルーツの相互作用は24時間から数日続くとされているため、基本的に避けるのが無難です。 また、フラノクマリン類が含まれるフルーツはグレープフルーツだけではなく、いよかんやはっさくなどにも含まれています。
フォシーガの有効成分の作用で、尿中に排泄した糖よりも多くのカロリーを摂取していた場合、体重が減少しない可能性も考えられます。糖質と食事量も適切な量に抑えることが、ダイエットを目指すうえで大切です。
フォシーガの禁忌・服用に注意が必要な人 重症ケトーシスや糖尿病性昏睡など糖尿病が原因で昏睡したことがある方は、基本的にフォシーガを服用できません。 副作用などのリスクが高いため、医師の判断が必要です。 また、脱水を起こしやすい人や尿路感染がある人、低血糖になりやすい人は、症状を悪化させる可能性も。
フォシーガを飲み忘れたからといって1度に2回分を服用すると、副作用のリスクが高まるため危険です。飲み忘れにすぐに気づいた場合は、気づいた時点で1回分のフォシーガを服用しましょう。
免疫抑制剤(シクロスポリンなど)、高脂血症治療剤(シンバスタチンなど)、降圧剤(フェロジピンなど)など、一部の医薬品は、グレープフルーツジュースを飲むと効果が強く出たり、副作用が現れやすくなるおそれのあることが知られています。
またフォシーガは、約1日効果が継続するといわれているため、朝夕、食前、食後どのタイミングでも服用できます。医師に相談して、飲み忘れがないタイミングにするとよいでしょう。
[PDF] 薬とグレープフルーツ・柑橘類の 飲み合わせ
また、ダイエット成功には、毎日継続してフォシーガを服用することも大切です。服薬忘れなく、継続して薬を飲むことに抵抗感がない人にも向いています。
グレープフルーツジュースの影響はその後徐々に減弱していきますが、24時間後でもCYP3A4に対する阻害作用は残るといわれています。 従って、グレープフルーツジュース飲用後、少なくとも4時間はCYP3A4で代謝される医薬品の服用は差し控えるべきです。
近年の研究では、フォシーガをはじめとするSGLT2阻害薬には、腎臓を保護する働きが期待できると報告されています。
糖尿病
フォシーガは、過剰な運動やきつい食事制限など、ダイエットを挫折した経験がある人におすすめです。無理なくコツコツとダイエットを目指したい方にも向いています。