イソトレチノインによるニキビ治療と、とによるスキンケアを行いました。


アクネ菌の増殖による免疫反応により、炎症が生じます。免疫反応が過剰にはたらくことでニキビの炎症がひどくなっていることがあります。
イソトレチノインは免疫反応を正常化し、ニキビを改善に導きます。


イソトレチノイン治療と併せて、サリチル酸マクロゴールピーリングを開始しました。

イソトレチノインの服用により、ニキビやニキビ跡、毛穴の開き、毛穴の黒ずみ、赤ら顔など、幅広い肌トラブルに効果が期待できます。

実は、白ニキビや黒ニキビの場合は市販薬でも効果を感じられるますが、赤ニキビになると、市販薬では効果を感じにくくなるので、処方薬をおすすめします。

内服には注意が必要なお薬です。 昨今、『イソトレチノイン』の内服が軽症のにきびの患者さんにも気軽に出されすぎていると感じます。

イソトレチノインはネットでも購入可能ですが、個人輸入で購入することはリスクを伴います。
具体的には、主に以下のようなリスクがあるため、医療機関で処方してもらうことが望ましいです。

イソトレチノインは、患者さまの体重や状態によって異なるため、医師の指示に従いましょう。

イソトレチノイン/アクネトレントの飲み薬)について、面白くない感じ←で詳しく書いてみようと思います。 浅いニキビ(軽症のニキビ)

一般的には、1日1~2回イソトレチノイン20mg錠を飲むことからスタートします
1日20mg錠で改善されることが多いですが、患者さまの状態によっては1日40mg錠に変更することもあります。

イソトレチノインは水よりも脂肪に溶けやすい性質があるため、食後に内服することで体内に効率よく吸収されます。
時間帯はいつでも構いませんが、食後に飲むことが望ましいです。

通常の治療期間は、4~6ヵ月程度となっていますが、患者さまの状態によって服用期間は異なります。

軽症、中等症、重症、最重度により、治療のアプローチが異なります。そのため、自身のニキビの重症度やニキビの症状を把握する必要があります。

軽症の治療で効果が不十分な場合。 重 症: 赤ニキビ、黄ニキビが多数集まって ..

イソトレチノインの重大な副作用として、流産や胎児奇形があります。
そのため、イソトレチノインの服用中、および服用終了後は必ず避妊してください。

女性は6ヵ月間、男性は2ヵ月間、避妊が必要となります。
また他の主な副作用には、発疹、皮膚の乾燥、頭痛、視覚障害、筋肉や関節の圧痛、悪心、嘔吐、鼻出血、うつ病、自殺企図などがあります。

ニキビの炎症の原因となるアクネ菌が増殖しないように働きかけて、炎症を抑える効果があります。炎症を起こしたニキビ (赤ニキビや黄ニキビ)に効果があります。


ニキビ治療 (イソトレチノイン)– Acne Treatment Isotretinoin

イソトレチノインは難治性ニキビや、軽症~中等症であっても何度も繰り返して治らないニキビの治療に適しています。
日本では認可外ですが、欧米では標準治療として選択肢のひとつとなっています。

イソトレチノインはネットでも購入可能ですが、安易な購入はリスクが高まるため、医療機関で処方してもらいましょう。
重症のニキビでお悩みの方は、

【警鐘!】ニキビ治療はまず皮膚科?美容皮膚科? 皮膚科です!!

皮膚のターンオーバー(新陳代謝)を促進し、皮膚の角化を調節することで毛穴のつまりを改善する効果があります。ニキビの初期段階のコメドから赤ニキビまで幅広く使えるお薬です。

ニキビの軽症、中等症、重症の定義は以下の通りです。

多くの場合は、この段階では皮脂や角質ケアを行い毛穴がつまる状態を防ぐ、洗顔後に適切な塗り薬を行う等で対処しますが、肌の調子を整える薬も良いでしょう。

軽症の場合は、まだ白ニキビ・黒ニキビの症状です。

ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑える効果と、ピーリング作用 (皮膚表面の古い角層を取り除く作用)によって毛穴のつまりを改善する効果をダブルで持ったお薬です。ニキビの初期段階のコメドから炎症を起こしたニキビまで幅広く使えるお薬です。

またイソトレチノインの効果や経過には個人差があります。

こんにちは、ゆかスキンクリニック院長の青木由佳です。
春は花粉や黄砂など色々刺激になるものが多いのと、湿度や気温が高くなり、皮脂や汗の分泌が増えるけれどもまだ
毛穴や皮脂腺がその状況になれておらず、毛穴がつまり安かったり、湿度のせいで皮膚の常在菌の働きが活発になったりで
皮膚トラブルが多い時期。ですね。
こういった時こそ普段のスキンケアが大事。
当院ではゼオスキンやリビジョンのほかエムディアなどをメインでとりあつかっておりますが、
この度、『肌のバリア修復』に特化した『スキンフォニア』いうブランドの『化粧水』と『美容液』『乳液』の取り扱いを始めました。

『ナイアシンアミド』、『セラミドNG』、『ヘスペリジン』、『レスベラトロール』、『オレイン酸フィトステリル』の独自のカクテルが
外部からの肌ストレスからお肌を守り、健康なお肌を作っていってくれます。
私も先日ピコフラクショナルという破壊力の強いレーザーをしたので、普段のスキンケアから、スキンフォニアさんのスキンケアにしばらく
変更しましたが、お肌がすごくしっとりして、ピコフラクショナル後の乾燥を全然感じず過ごすことができました!
皮膚の乾燥症状や揺らぎやすいお肌の方にはおすすめのスキンケアです。
にきびの人には美容液は少し重たいかもしれませんが化粧水なら使えると思います。
にきびのでやすい脂性肌の方にはゼオスキンの『バランサートナー』やエムディアさんの『MLAローション』WiQoの『WiQoフルイド』が皮脂コントロールによいのでお勧めすることがおおいのですが、炎症や外用剤によりバリア機能が壊れて慢性炎症が遷延している方は、まずバリア機能から修復した方がよいので、スキンフォニアさんの化粧水や乳液はお勧めです。

イソトレチノイン服用の際は、次の点に注意してください。

イソトレチノインは皮脂腺を縮小させるはたらきがあります。
ニキビの原因とされる皮脂分泌を抑制することにより、アクネ菌などを減少させ、炎症の進行を防ぎます。

イソトレチノインには、以下の効果があります。

さて、タイトルについてですが、
ゆかスキンクリニックでも『イソトレチノイン』の内服薬『アクネトレント』(商品名)の取り扱いを始めました。
イソトレチノイン(アクネトレント)はビタミンAの一種で、『角化抑制作用』、『皮脂分泌の抑制(皮脂腺縮小作用)』、『アクネ菌に対する抗菌作用』、『抗炎症作用』などがあり、難治性ニキビに対して高い効果があります。海外では重症ニキビに対する一般的な内服薬で長年使用されている薬剤です。日本では厚生労働省の認可をうけていないため、輸入して処方することになります。

今回は、イソトレチノインの効果や適応範囲について解説します。

長年使用されていて実績もある薬で、重症ニキビに対する効果も高くよいお薬なのですが、
妊娠中(前1ヶ月)に飲むと、赤ちゃんに影響を与える(胎児に先天異常、流産、早産、死産の危険性が極めて高い)あったり、乾燥症状が強くでたりしますので、
内服には注意が必要なお薬です。
昨今、『イソトレチノイン』の内服が軽症のにきびの患者さんにも気軽に出されすぎていると感じます。
処方の際の避妊の必要性を認識せずに(ドクターからの説明が十分に行われていないのかもです)、内服している患者さんも多いと感じます。
もちろん、『重症』にあてはらまらず、私たちが『中等症』や『軽症』と認識する患者さんでも、にきびが新しくでき続けることの心理的負担がとても大きいのはわかるのです。しかしながら、『イソトレチノイン』は重大な副作用も起こりうる薬ですし、もっと慎重に処方すべきだな、と思っています。

イソトレチノインの主な使用対象は、重症のニキビです。

イソトレチノインは、一般的に「ニキビ治療の切り札」と呼ばれている飲み薬です。ニキビに関する肌悩みの他にも酒さや毛穴、皮脂などの悩みがある方に向いています。

またイソトレチノインの効果や経過には個人差があります。

私は初めて美容皮膚科で働き出したクリニックが『イソトレチノイン』の処方をしているクリニックだったので、
使用経験もあったのですが、当院では、『イソトレチノイン』が必要になるくらい重症なにきびの方が当院にはあまりいなかったこと、また当院ではにきびなどの慢性疾患には日々のスキンケア指導、内側からのアプローチ、食事指導や漢方やオーソモレキュラーでのアプローチでかなり改善させることができるため『イソトレチノイン』内服の必要性をそこまで感じていなかったこと。から取り扱いを行っておりませんでした。
ただやはり、一部『イソトレチノイン』内服が必要だなと感じる患者さんもいらっしゃること。(そういったときは他院にご案内していました)
また『イソトレチノイン』内服が治療に難渋する多発性の脂腺増殖にも効果的であるということなどから
『イソトレチノイン』であるアクネトレント10mgと20mgを導入いたしました。

イソトレチノインは、毛穴の治療にも有効です。

ビタミンA誘導体を含むお薬で、皮脂の分泌を抑制する効果、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)を強力に促進して、ニキビの原因となる毛穴のつまりを改善する効果、炎症を抑える効果があります。他の治療薬ではなかなか改善しない重症のニキビに用いられます。

イソトレチノイン服用の際は、次の点に注意してください。

今回はイソトレチノインで期待できる効果や治療前に知っておきたい「飲み方」や「副作用」「効果はいつから出るのか」、「やめた後はどうなるのか」など治療についての疑問・質問なども解説します。

(2)軽症ニキビの方

上記の理由より、当院では誰にでも処方するというわけではなく、あくまで重度ニキビの治療薬として適応のある方に注意点を説明の上で処方しますので、診察で適応が無いと判断させていただいた方には処方できません。ご了承ください。
特に女性に関しましては、内服中および内服後1ヶ月内に妊娠されると胎児へ重大な影響を与えることがありますので、
内服前の妊娠検査や内服中の避妊に関してはしっかり行っていただく必要性があります。
また肝機能や脂質に影響を与えることがありますので、男女とも、治療前・治療後1ヶ月・3ヶ月で採血が必要となっております。
容量としてはだいたい体重あたり0.5〜1mg/kgになりますので、50kgの方で、20mg〜30mg, 70kgの方で30~40mgが目安となります。
大体4~6ヶ月ほど内服し、皮脂腺を抑制し縮小させていきます。内服をやめると、にきびはできることがありますが、以前よりもかなり軽微になっていることが多いです。
繰り返しますが、慢性のにきびなどではスキンケアや腸内環境・栄養改善などのオーソモレキュラー的アプローチもとても大事になりますので、
イソトレチノインを内服されるかたも、内服後の再発を抑えるという意味も込めて、スキンケアや栄養の見直しを同時におこなっていくことが大事だと思っております。