ニキビ跡のクレーター・毛穴でお悩みの方へ「花房式ニキビ跡治療」


湿疹などの皮膚疾患とは異なり、ニキビの治療は数日で効果が実感できるものではありません。毎日治療を続けても、効果を実感できる時期は治療開始から早くても約2週間後です。また炎症による色素沈着に対しては、効果を実感できる時期は約3か月後とも言われています。すぐに治療の効果を実感できないからといって自己判断で治療を止めずに、根気よく治療を続けましょう。


ニキビのお薬と併用するのはやめましょう。 | ゼオスキンヘルス

・催奇形性(胎児への影響)
*女性は必ず避妊する必要があります
- 内服中ならびに、内服終了後1ヶ月間 *妊娠の可能性が少しでもある方は使用できません。
・皮膚の乾燥(特に唇の荒れ、肌のかさつき)、敏感肌
・眼症状 (ドライアイ、眼瞼炎、結膜炎、視力障害)
・鼻出血 (鼻粘膜の乾燥)
・肝酵素や脂質(中性脂肪、コレステロール)値の上昇
・頭痛
・関節痛・筋肉痛・骨痛
・光線過敏
・脱毛
・うつ症状の悪化(*イソトレチノインとの因果関係は不明)
・消化器症状(吐き気、下痢、嘔吐)
・息切れ、胸の圧迫感、過度の発汗
・高用量で用いた際に身長の伸びが止まる可能性があります
・発疹、湿疹、薬疹など

塗り薬の選択については塗りやすさ、刺激感、かぶれの既往、塗布回数などを考慮して選択しています。また、炎症が強いときは塗り薬と併用して、抗菌薬(抗生剤)の飲み薬が有効で、ビブラマイシン [ドキシサイクリン]、ミノマイシン [ミノサイクリン]、ルリッド [ロキシスロマイシン]、ファロム [ファロペネム]など内服薬で治療します。

抗菌薬(製品名:ダラシン、アクアチム、ゼビアックス); アゼライン ..

ほぼ同じだと思われがちですが、よく考えてみると両者は異なることに気がつきます。重症ニキビに対してベピオゲルやデュアックゲルなどの標準治療を適切に行えば、それなりの効果が得られ、やがて軽度~中等度の症状に落ち着きます。しかし、そこからなかなか良くならず治療が長期におよぶ場合があります。つまり症状は軽度~中等度であるが、難治性のニキビというわけです。そのようなケースではやはりイソトレチノイン内服が推奨されます。重症でなければ適応外などという保険診療にありがちな処方制限がないのが自由診療のメリットです。

ニキビは症状によって治療方法が異なってくるため、皮膚診断の上、軽症から最重症までを判断します。

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イソトレチノインは創傷治癒不良や遅延を起こすなどの報告があったことから、手術は内服の終了後から1カ月という期間を設けるように言われています。そのため当院でも、イソトレチノインの内服の期間中には、手術全般において注意すべきであると考えています。

中等度のニキビ患者638名にイソトレチノインを1日20mg(低用量)投与したところ、12~20歳の患者で94.8%、21~35歳の患者で92.6%が良好な結果が得られたと報告されています(文献1)。重症ニキビはもちろん、中等度ニキビにも優れた効果を発揮します。中等度ニキビに対するイソトレチノイン低用量での内服治療は、患者満足度が高く、かつ副作用の少ない最適な治療法であると報告されています(文献2)。ただし低用量だと再発率が高くなるという意見もあるため注意深い経過観察が必要です。

トレチノイン (KTPレーザー) ハイドロキノン アゼライン酸VC·TA TA

「急性炎症期」の治療は、塗り薬では、デュアック(ゲル)、エピデュオ(ゲル)、ベピオ(ゲル)、ディフェリン(ゲル)、ゼビアックス(ローション)、ダラシンT(ゲル)、アクアチム(軟膏・クリーム・ローション)が推奨されています。

イソトレチノインの内服にともない肝機能異常や高脂血症、血球減少が生じることがあります。
必要時は内服開始時に採血を行います。
内服開始から1ヶ月後に必ず1回目の採血を行い、その後は2ヶ月ごとの採血を行います。
イソトレチノインの内服量を増量した場合も、増量から1ヶ月後に適宜採血を行います。
採血データに異常が生じた場合はイソトレチノインの減量、内服中止などを行います。


③ イソトレチノインは難治性ニキビの世界標準治療薬である

肌の深部まで点状の、高密度なレーザーを照射する治療です。肌の深部にレーザーを照射することで、コラーゲン・エラスチンを増やし、皮膚の活性化を促します。ニキビ跡や毛穴の開きなどの改善を期待できます。

●ニキビの低用量ピル治療について

難治性のニキビは単に皮膚だけの問題ではなく、ホルモンバランスや皮脂腺などをはじめとする体の内側の問題が大きいです。外用薬やピーリング、レーザー治療など外側からのアプローチだけではニキビの再発を抑えるのが難しいこともあります。米国ガイドラインでも中等度以上のニキビには内服治療が推奨されています。イソトレチノインは皮脂腺のアポトーシス(細胞死)を誘導させることが報告されており(文献3)、再発率が低くなる理由の1つと考えられます。したがって軽度~中等度であるが再発を繰り返す難治性ニキビに対して非常に有効性の高い治療と言えるでしょう。最近では中等度のニキビに対しても最初からイソトレチノインを使うのが世界的な潮流になっています。

●ニキビのスピロノラクトンによるホルモン治療について

また、酒さ、脂漏性湿疹など、ニキビと似ていたり、合併して起こる皮膚疾患もたくさんあります。当院では、皮膚科専門医である院長が診察を行い、適切な治療法の提案を行っています。

ベピオゲル ゼビアックス 併用

日本の保険治療で抗生剤内服や
各種複合外用治療でコントロール不良の場合

・女性の場合はイソトレチノインの副作用
などの問題から、先ずはホルモン療法から入ります。

内服中は、テトラサイクリン系の薬剤(ミノマイシン、ビブラマイシンなど)と併用できないことに注意が必要です。 原則として、イソトレチノイン内服だけの治療となり、過酸化ベンゾイル・アダパレン外用といった他の治療との併用は行いません。

配合薬は複数の薬の働きによって患部にアプローチするため、早期改善に効果的です。デュアックとエピデュオはどちらも1日1回の塗布でよく、利便性の高い製品といえます。

イソトレチノイン内服中に他の美容施術を受ける場合 脱毛、Vビーム、シミ取りなど各種レーザー、IPL光治療、ポテンツァ、ダーマペン、ピーリング、ほくろ除去などの小手術はいずれもイソトレチノイン内服中でも施術可能です。

②中等度ニキビではイソトレチノインは低用量でも十分な効果が期待できるが、再発率が高くなる可能性がある

イソトレチノイン ゼビアックス併用

一方、低容量ピルはLH(黄体ホルモン)を下げて
テストステロン産生を抑制することによって
皮脂分泌を抑制してニキビに効果を発揮します。

併用できない薬 ・飲み始めの時期、増量したばかりの時期はピーリング系の洗顔料やピーリング剤(AHA、BHA、レチノール、トレチノイン、ディフェリン、アダパレン、ベピオ、エピデュオなど)の使用は控えてください。

1) マルホ 社内資料:抗菌作用機序(in vitro)(ゼビアックスローション2%:2015年9月28日承認、CTD2.6.2.2.2)
2) 川島眞, ほか. オゼノキサシンローションの尋常性ざ瘡を対象とした第III相比較臨床試 験. 臨床医薬. 2015;31:155-171.
3) 日本皮膚科学会ガイドライン 尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023.
4) マルホ 社内資料:ゼビアックスの伝染性膿痂疹患者を対象とした第III相臨床試験

ビブラマイシンやミノマイシンなどのテトラサイクリン系抗生剤をイソトレチノインと同時に服用すると、頭蓋内圧上昇のリスクを増加させる可能性があり、重篤な健康問題を引き起こす恐れがあります。 そのため、イソトレチノイン治療中はこれらの抗生剤の使用を避けるか、主治医と相談の上、代替薬を選択することが重要です。

また、補助的な治療として漢方の飲み薬(荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)、清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)など)もニキビ治療選択肢のひとつとして有効です。炎症を伴って袋状に盛り上がって腫れた囊腫性のニキビには、ステロイド(ケナコルト)の局所注射も有効です。
炎症が改善した後の「維持期」には抗菌薬を含まないディフェリン、ベピオ、エピデュオの塗り薬が推奨されます。また、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)などの漢方も補助的治療として有効です。

上野御徒町ファラド皮膚科

抗菌剤が配合されているため赤みのある急性炎症期を中心に使用する塗り薬です。塗り方は、赤みのある皮疹を中心に1日1回夜に塗布します。使用し始めてから1ヵ月以内に皮膚の刺激感、乾燥症状が出現することが多いので、ヒルドイドクリームなどの保湿剤を最初に塗布してから塗ることをお勧めしています。

院長ブログ14 ニキビ治療2024 美容医療も含めて

イソトレチノイン内服によりニキビが落ち着くまでにかかる期間は平均3〜6ヶ月ほどですが、重症度や個人差によって異なります。
当院ではニキビ治療については内服を最低でも6ヶ月(〜8ヶ月間)続けることをおすすめしております。

*ニキビ改善後に再発抑制を目指す場合は長期の内服が必要となります。

イソトレチノイン内服療法 ニキビ治療

しかし、何らかの原因で肌バリア機能がうまく働かなくなったり、炎症が生じて毛穴が詰まってしまうと、皮膚の中に皮脂や角質などの汚れが溜まります。
そこにニキビ菌(アクネ菌)が繁殖してしまい、ニキビ菌と戦うために免疫細胞が集まることで、強い炎症を起こして赤く腫れます。

イソトレチノイン内服療法(ニキビ・酒さ治療)

多くの場合は、この段階では皮脂や角質ケアを行い毛穴がつまる状態を防ぐ、洗顔後に適切な塗り薬を行う等で対処しますが、肌の調子を整える薬も良いでしょう。

ニキビ

赤みのある炎症性皮疹と面皰(めんぽう)の両方に使用する塗り薬です。塗り方は、1日1回夜に塗布し、最初はニキビの皮疹を中心にピンポイントで塗布し、少しずつ塗る範囲を広げていきます。2週間以内に皮膚刺激症状、乾燥症状が出現することが多いので、乾燥症状を防ぐために保湿剤を最初に塗るのをお勧めしています。使い始めてから数日でひどい赤みとガサガサが出現する場合はアレルギー性接触皮膚炎が疑われますのでその場合には使用を中止し、かぶれの治療が必要になることもあります。塗り薬を使用中は、過度な紫外線は避けてください。なお、この塗り薬は妊婦、授乳中、12歳未満の小児の方は使用できません。

ゼビアックス(オゼノキサシン)

女性であれば
ピル単独、ピル+スピロノラクトンなどの
ホルモン療法を考慮し、それでダメなら
イソトレチノイン内服。